« 2006年9月 | トップページ | 2006年11月 »

2006年10月31日 (火曜日)

薩摩の守・・・

メトロ(地下鉄)の一回の乗車料金は1ポンドです。各駅とも売り場の窓口は5~6ヶ所ありますが、係員のいるのは2~3ヶ所。
切符を買う人は並びません。早い者勝ち。
お釣りがいらないように前もって小額の紙幣を用意します。10ポンド、20ポンド札でお釣りの欲しい人は「9ポンド、19ポンド分が貯まるまで」待たされます。


Cimg4396一方、改札は自動改札です。改札機は乗降の両方向にあわせて10数台並んでいます。
横から突き出た3本のバーが回転する仕組みです。

時々、切符を買わずに「タダ乗り」する人がいます。自分の前の人にピッタリくっついて通り過ぎる親子や、バーをヒョイと飛び越える少年。

無賃乗車のことを日本じゃ『薩摩の守』 = (平忠度  たいらのただのり)なんて言いますが、道徳心の高いこの国の人たちの、この辺のバランス感覚ってどうなってるのでしょうね?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月30日 (月曜日)

SIWA Oasis ④ ~ 【来た、見た、…】

「来た、見た、勝った」・・・といえばクレオパトラの愛したカエサル(シーザー)の名言。(ちなみに「来た、見た、買うた」は大阪、日本橋の喜多商店のTVCM。)
今日は『スィーワの旅』の最終回。「来た、見た、
食った」話。

79_2 バスで移動中、食事休憩の時にパンを買いました。「アェーシ」という、インド料理の「ナン」に似た感じのパン。焼きたては美味しかった。一枚あたり2~3円相当。2枚で充分腹一杯。

滞在最終日はちょいとしゃれたリゾートレストランに行きました。パーム椰子の森の中にあって贅沢な気分。階段も椰子の木の幹を縦に切ったもの。椰子の木は普通の民家の建材にも多く使われているようでした。
メニューの一部を紹介しましょう。それぞれ、200~300円相当。アェーシが付いて来ます。その他、満腹するまで食べて一人400~500円ぐらいでした。
左: シャクシューカ:味付けした肉や野菜に玉子をかけてオーブンで焼いてある。  
右: クスクス:砕いた穀物(事典には小麦、とありました)にミートソースや野菜類を乗せてオーブンで焼いてある。これはミート・クスクス。
148   146154155

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月29日 (日曜日)

SIWA Oasis ③ ~ 【ベドゥインの町】 

107スィーワはリビア国境に近い、オアシスの町です。北緯29度12分、東経25度31分辺り(google earth による)。街を出て、少し車で走ると砂漠が広がる。砂の上には車の轍と、キツネやウサギの足跡ばかり。

カイロに比べて町は静かで清潔です。人々の気質もある意味で素朴、一方で保守的に見えました。衣装は伝統的。成人女性はやたらに外出しない。

訛りやアクセントなど、言葉もエジプトの標準のアラビア語とは違うようです。
勉強熱心なJOCVの隊員たちは覚えたての方言で街の人と早速コミュニケーションを図っていました。・・・具体的には土産物の値引き交渉ですが。

各国からの観光客も多いです。「観光開発」がまだそれほど進んでいない分、「ホッとした」気にさせてくれる街です。

写真左から
1. シャーリーと呼ばれる旧市街。家屋は泥と石でできている。今も一部に人が住んでいる。
2. 「シャーリー」、夜はライトアップされる。手前は町の「商店街」
3. 夜明けのスィーワの街。
4. 朝のお祈りのためにモスク(突き当たりの建物)へ向かう人々。歩いて、ロバで、自転車で、車で・・・。
5. ラマダン明けのお祝いを「アィード」と言います。人々は服を新調し、オシャレをします。子供たちも着飾ってお小遣いを貰って、日本の正月のようです。
6. アィードには男性もおしゃれをします。真っ白なガラベイヤ。化粧をする人もいる。目の下にはアイライン、手のひらにはいろんな模様を描きます。
 
女の人の衣装はもっと華やかで、いろんな模様を手の甲や腕にまで描きますが、写真は撮らせてくれない。写真で紹介できないのが残念。「5」の子供たちの写真も最初はお母さんに撮影を拒否されました。 
56 42 45 46_248_1

73_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月28日 (土曜日)

SIWA Oasis ② ~ 【サハラ砂漠へ!】

「サハラ」はアラビア語で「砂漠」の意味だそうです。「サハラ砂漠」というと「砂漠砂漠」と言っていることになります。それはともかく、今回訪れたのは一般に我々がイメージする、いわゆる「砂漠」、細かな砂ばかりの世界でした。

29スィーワの町はリビアとの国境に近く、近年ミネラル・ウォーターでも有名になっているようです。

午前中、レンタサイクルで街を見物したりして過ごした後、午後3時過ぎにツァーは出発しました。「ランドクルーザー」2台一組。町を出て、10分も走れば砂漠地帯です。砂地に乗り入れる前に、タイヤの空気を「減圧」します。接地面積を大きくするためでしょう。砂丘を乗り越え、途中、サンド・ボード(砂のサーフィン?)で遊び、鉱泉につかり・・・。キャンプ地では食事の後、砂の上に毛布を敷いて、満点の星空を眺めながら眠ります。流れ星が一つ、二つ・・・十数個。大阪やカイロでは見られない夜景でした。

写真左から
1. ランクルの強さの秘密はトレッド(左右の車輪の間隔)にあるとか。コースは轍を頼りに。
2. 砂漠の夕暮れ。砂丘の上に他のツァーの車たちが見える。
3. サンド・ボード。登って帰るのが大変だった。モデルは男前の池田隊員。
4. この太いおっちゃんがドライバーです。ラクダをランクルに乗り換えたベドウィンの男。ガラベイヤ姿で、サンダルで運転する。腕は確かです。
5. 町に戻る前に、空気を入れる。エンジンからエアーを取り出し
ているが、メカニズムがよく分からぬ。誰か教えて下され。
6. 朝食風景。夜も朝も結構冷える。メニューはシンプルにアェーシ(ナンに似たエジプト風パン)とチーズ、ジャム。
7. 食後に鉱泉へ。B_7足湯で一C_6服。 95876135
       
134131

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年10月27日 (金曜日)

SIWA Oasis ① ~ 【砂漠ツァー】

『周囲200km、360度。細かな砂だけの、音の無い世界なんだ・・・。』
「砂漠の民」Mr.テイモールが語る、『スィーワ・オアシス』を拠点にした砂漠ツァー。エジプトにいる間に、一度は訪れてみたい地でしたがチャンスは意外に早く来ました。

イスラムの世界はラマダンが明けると約1週間の休みになります。服を新調して、子供たちは小遣いを貰って、まるで日本の正月のようです。
学校も職場も稽古も休みになるので、こちらのJOCVの隊員たちと一緒に「スィーワ」へのツァーを計画しました。(実際には私はついていっただけですが

『周囲200km、何も無い・・・』というようなインディー・ジョーンズばりのツァーばかりではなくて、スィーワに何軒かあるホテルまたはツァー会社に申し込めば日帰りや宿泊など色んなツァーをアレンジしてくれます。詳しくは『歩き方』を参照されればよろしいです。ただ、スィーワまでが少々遠い。アレキサンドリアに前泊して、早朝のバスで行くことになります。
カイロ~アレキサンドリアが約200km。アレキサンドリア~スィーワが約600km。途中、第二次世界大戦の激戦地、エル・アラメーンなどという場所も通って、都合約10時間バスにゆられた後、リビア砂漠のオアシスの町「スィーワ」に着きました。
で、砂漠ツァーの話はまた明日・・・。(同じネタで引っ張る引っ張る・・・)

写真左から
1. アレキサンドリア在の隊員宅で前泊。酔い覚ましに地中海沿いの公園に散歩に行ったら、警備員のおじさんに「日本人か、これを食え。」とフェティールというミート・パイをもらった。今日も「顔に出ていた」らしい。
2. 朝、8時半、いざ出発!・・・この直後エアコン修理のため30分以上バスに閉じ込められるとは誰も予想だにしていなかった。
3. 砂漠をひた走る・・・。
4. ベドウィンのテントとラクダ・・・かな?
    2alex_31519

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月26日 (木曜日)

お初!

散髪しました。エジプトに来てから3回目。開店まで時間があったので、準備が出来るまで店の前で椅子に腰掛けて待ちました。
中に通されたら、例によって写真を見せて 『Like this』。 「OK」。

その夜、稽古に行くと「センセイ、床屋に行ったのか?」と言われました。
「エジプトじゃ子供たちは『ナァイマン!』と言いながら床屋にいった奴の頭をひっぱたいて、からかうんだ。」

『へ~、日本でも「オハツ!」なんて言って叩かれるよ。』

「ナァイマンはWealth(富裕)の意味だ。お互いに言い合う。『サラームアレイコム、アレイコムサラーム( Peace upon you. Same to you.)』と同じようにお互いのWealthを願う。」
『へぇ~。で、それと散髪とどういう関係があるんだ?』
「それは、知らねえ。」

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2006年10月25日 (水曜日)

左前

言うまでもなく、着物や柔道着など(和服)は男女問わず自分から見て右側の部分が内側に来るように前を合わせます。右手が懐に入りやすい形。
洋服のイメージのせいか、日本人でもごく稀に勘違いしている人がいます。夏、慣れない浴衣を着て花火大会に行く若い女の子とか。

映画、007シリーズの「死ぬのは奴らだ」でロジャー・ムーアが柔道着を「左前」に合わせていました。 アトランタ五輪で田村亮子選手の決勝戦の相手の北朝鮮の選手もそうだったようです。中継の時には気付きませんでしたが。
前者は無知、またはウッカリ。後者は作戦で意図してのものでしょう。

エジプト人もよく間違っています。そのたびに注意をします。
「何故、ダメなんだ?」
『右手が入りにくいだろ?ふところにタオルを入れても出せないだろ? それにメーカーのラベルも見ろ。正しく合わせなきゃ、【左前】じゃ見えないだろ?』
「でも、俺は左利きだ。」

『じゃ、教えてやるけど、日本じゃ【左前】は死に装束なんだ。埋葬される人間に着せるやり方だ。お前は死人か?生きてるのか?』
頑固な奴もこれをいうとすぐに正しく着替えてきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月24日 (火曜日)

三輪タクシー

カイロの市街地での営業は認められていませんが、カイロの外の行政区域では『トクトク』と呼ばれている三輪タクシーが走っています。インドや東南アジアへの旅行の経験は私にはありませんが、それらの国で走ってそうなイメージ。

エジプトではタクシー料金は運転手との交渉次第。おおよそ、1kmで1ポンドとは言われていますが。『トクトク』も料金はあまり変わらないらしい。車体が小さい分、チョコマカと小回りが利きますから路地にも入っていきます。

カイロの北方、カリオベイヤの町でも『トクトク』は活躍していました。
カイロ市街中心部は車も混んでいて「殺気立って」さえいますが、この辺りでは交通量もそれほど多くなくて、トクトクや自転車が「庶民の足」として活躍しているようでした。

後部シートは2~3人掛け。中には5人ぐらい乗っている「ギネスに挑戦中」みたいなのも走っています。
一番右の写真はカイロへの帰途。トクトクとは関係ないけど『ギザ』から12,3km離れた地点からでもピラミッドが見えた、という写真です。
Photo_16 Photo_17 Cimg4364_1 Cimg4395_1

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年10月23日 (月曜日)

モハメッド・アリ=ザ・グレート

「ムハンマド・アリ」と表記するのが原音に近いようですが、『ヘビー級の元・世界チャンピオン』ではなくて『近代エジプトの父』として、エジプト史に名を残す人物の話です。
ムハンマド・アリ(1769~1849)。元々はオスマン朝からエジプト総督として派遣され、後にアリ朝(1805~1953)を築いた。

その、彼の数々の功績の一つに『灌がい用ダムの建設』があることを知って、興味を覚えたので見物してきました。

カイロの北方約20kmに「カリオベイヤ市」があります。ナイル川はそこでロゼッタ(ロゼッタ・ストーンで有名)とドミアーット方面に分かれて地中海へと注ぎます。
つまり「肥沃なナイル・デルタ地帯」の「扇の要」にあたる部分。

ムハンマド・アリは橋に水門を設けて下流の農地に水を安定して供給する一方、水力発電所をも設けました。
第二次大戦後、サダト大統領によってその事業は引き継がれましたが、「アスワン・ダム」が完成してからはその役割の大部分はそちらに移ったようです。しかし160年前(1843年)に造られた水門はいまだに現役で機能しています。

ムハンマド・アリ=ザ・グレート。彼の業績は今日まで讃えられています。

写真左から
1. 遠景
2. 水門開閉用のクレーン。レールの上を移動する。フランス風のデザインの街灯は、ムハンマド・アリの好みだったとか。
3. ふたつあるうちの小さい方の堰。こちらは四輪車は通行出来ない。岸に近い部分は『跳ね橋』になっていて、船が通れるようになっている。が、現在は船は別のルートを使っているようです。
4. こちらは移動も開閉操作も手動式。
5. レンガ造り、石畳のデザインが美しい。(美しくないおっさんも見えますが)

Cimg4378C_5A_8D_5E_3
   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月22日 (日曜日)

接触事故

1ヶ月間の『ラマダン月』も今年はもう終わりです。イスラム暦は354日で、いわゆる「太陽暦」よりも11日間短い。そのため、ラマダンの時期は毎年11日ずつ早くなるそうです。真夏の断食なんて辛いでしょうね。日中は水も飲めない。気温が50℃近くまで上がることもあるというのに。本来のラマダンの精神からは、外れることですがイライラする人も多い。すると交通事故も増える。

夕方になると世間は家路を急ぐ人々でやや「殺気立ち」ます。のども渇いてるし腹も減っている。バスは満員、道路は混雑・・・。
カイロは「ルール無用が交通ルール」みたいな街です。自分が優先。(詳しくは本ブログの8月28日『交通事情』参照)
昨日、そんな帰宅ラッシュの時間に「ミクロ」(小型の乗り合いバス)に乗っていました。

「ガシャッ!」という音と共に小さなショック。そして、「ガガ、ガリ・・ガリッ・・」。
窓の外を見やると乗用車がとまっています。ドアミラーが壊れ、ボディーが凹み、前部のバンパーが外れた状態で。中で女性のドライバーがパニックになって叫んでいます。
こちら、バスの方は・・・停まらない!乗客達も特に騒がない。気付いているのかいないのか・・・?
遠ざかりつつ後ろを見ると、かのドライバーは車から降りて両手を挙げたりこちらを指差したり・・・。声は聞こえませんが。

一般的に、ミクロバスやタクシーの運転手は「無茶な運転をしよる」というイメージです。中にはライセンスを持っているのかどうか、アヤシイのもいるとか。
そんな彼らも高級車や外交官などVIPナンバーの車には無茶な割り込みや追越など仕掛けないそうです。

どうか、あの気の毒な女性が保険に入っていますように・・・。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月21日 (土曜日)

顔に出ていた?

ある、後輩のセリフ:「先輩は人の好き嫌いが分りやすいですね。」
先日、協力隊時代からの友人Y氏に言われました:「小野さんなら、海外駐在の調整員をできますよ。・・・でも、機嫌の悪いときは顔に出るからなぁ。」
家内によく言われます:「お腹空いたの?不機嫌そうやし、口数少ないし。」

『肚が練れていない』のか『○○がデカイから分りやすい』のか・・・。

今はラマダン(日中は断食する)の期間中。日没が近づくと道にはイフタール(ブレックファストを通行人に振舞う習慣がある)のテーブルが並びます。
先日、そんなテーブルのそばを通りかかりました。『あぁ腹が
減った。早く、帰って夕飯の支度をしよう・・・』などと考えながら歩いていると、手招きされました。

「 join us 」

『え、俺も食っていいのか?』
「遠慮するな」

ピラフ、チキンカツ、インゲンのスープ。
『俺、馴染みすぎかな・・・。』と思いつつも食費が浮いてしまいました。
やっぱり、「ビッグフェイス」のお陰かしら?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年10月20日 (金曜日)

電話料金

私のアパートには電話が通じています。しかし、通話には使っていません。通話にはもっぱら携帯を使う。電話回線はADSL専用にしています。

ADSLの契約をするまでは『ダイヤルアップ』でインターネットを使っていました。【インターネットはフリーダイヤル:0777-0777でお手軽に☆】というやつ。

先日、マダム(大家さんをこう呼んでいます)が部屋に来た。
「Mr.オノ。電話料金を払っていただきたいの。」

そういえばここに来て半年、電話代は払ったことが無かった。

『 How much ? 』
「255ポンド(1ポンドは20円相当 = 約5100円)よ。」

『△*○ £$¥?#//・*・/!! ←(な、な、何ですと?の意味)

ショックの理由:
1. 普段、通話に使っていないので電話料金のことは全く忘れていた。
2. 請求書は3ヶ月ごとの発行で、マダムは2回分まとめて持ってきた。 
3. 請求金額は
私の1週間~10日分の食費に相当。
4. ステーキ用の肉なら5kg。米なら85kg。コシャリなら120杯は食える。
5. バスに500回乗れる。
6. 月々のガス代は5ポンド、電気代は50ポンドほどだが半年分も溜めない。

7. 明細がよく分からぬ。
8. マダムの説明はさらに分らぬ。

とにかく、マダムは既に「立て替えて」支払ってくれているのでその場で精算だけはして、翌日合気道の生徒に電話代の請求書の解説を頼みました。
「基本料金は10ポンド。税金と手数料で月額12ポンド。6ヶ月で70と少しだ。残りは【インターネット使用料】だ、と書いてある。」
『フリー(通話無料)ダイヤルで掛けたんだぜ?』
「あれは手続きがフリー(不要)な番号なんだ。通話料はチャージされる。」
『なんだと!(怒)』

「センセイ、変な料金はチャージされてないから、この請求書は間違い無さそうだよ。この国じゃ『請求書に間違いが無い』ってことが一番大切なんだ。」

他人の家の電話線に勝手につないで【電話代を盗む】奴が時々いるらしい。数ヶ月間、旅行で留守にしていて、帰ったら数千ポンドの請求書が来た、なんてこともあるとか。
でも「フリーダイヤル」って言うから・・・・、
ブツブツ・・・ブツブツブツブツ・・・・・

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006年10月19日 (木曜日)

ファースト・XX・・・

う、奪われてしまった・・・。
スーパーで買物をしての帰途、往来の真ん中で「オノ!!」と大声で名前を呼ばれて、そちらを振り向いたらいきなり、サンドイッチ屋の親父に組みつかれ、いや、抱きつかれてしまった☆  そして・・・。

そのサンドイッチ屋は買物の途中でよく利用する店ですが、最近は工事中で営業していないので『潰れたのかいな?』と思っていました。
それを言うと:(喋ったわけではありません。黙って店を指差しただけ) 
「今、改装中なんだ。」:(聞き取ったわけではありません。:「@%’#$=?>!」と言いながら両手の人差し指をぐるぐる回していただけ。)
『へ~、OK!OK!』:(何がOKなのか本人にも分りません。)

「イザイヤック?オノ? (元気だったか?)」
『ハ、ハムドリッラ~。(おかげさまで:原義は「thanks God」 )』
そして・・・。

左右に一度ずつ頬ずりしながら「チュッ、チュッ」と・・・。
エジプト風の挨拶を受けてしまいました。(自分の口で音をさせるだけなのですが、左右の順番は決まってないので時々『ニアミス』をする人達もいるらしい。)

周りにいる人たちと、「こいつはニホンジンで(「エル、ヤバァーニ」は聞き取れる)#($△%‘?<★>_+‘・・・。」と勝手に盛り上がっています。この間、ず~っと握手したまま。私は黙ってニコニコしてるだけでどんどん彼らだけで話が盛り上がっています。

1.どうやら、ラマダン期間中は昼間営業しないのでその間に改装をしているらしい。
2.もうじき、イフタール(食事)の時間だから一緒に食っていけ、と誘ってくれているらしい。
3.近所の連中は「おめぇは、イスラム教徒か?違う?ま、いいから寄って行け。」と言っているらしい。
・・・ことは分ったのですが、荷物も持っていたし今日のところは遠慮しました。

S_1←しかし、【親愛の表現】は有り難いがこんなオヤジに頬ずりされて「チュッ★・・ゾリゾリ」・・・。ヒゲが痛いし。
 エジプト人には実に端正な顔立ちの男前も多いですから、できるならそっちの方が嬉しいかな、なんて・・・☆☆☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月18日 (水曜日)

マネー・ローンダリング Ⅱ

また、やってしまった・・・。
毎朝一番に、前夜に洗っておいた洗濯物を干すのが日課の私はその日、いつものように稽古着その他を取り出した後、脱水槽にへばりついた瀕死の状態の50pt札(一回分のバス料金に相当)を発見した。

慎重に取り出して、洗面台の鏡に広げて乾かす。
若干色が薄くなり、四辺が郵便切手のようにギザギザになってはいるものの、破れてはいない。『どうするべ?』
JICA事務所のKさんによると、「これは両替屋でもダメでしょう。」とのこと。

作戦1.地下鉄で他の札と混ぜて使う。・・・失敗。即、返された。「チェンジ」と英語で、強い口調で。こんなに「きれいな」お札なのに・・・。自分らはセロハン・テープで継ぎ合わせたような札でも使っているくせに・・・。悔しいな。
作戦2.バス料金の支払いに使う。乗る前に、札をガードレールに擦り付けて排ガスの煤を移す。さらに手のひらでまんべんなく擦って全体のトーンを統一。
乗車したら他の客の札と一緒にまとめて運転手に渡す。・・・成功。普段流通している札はそれほど汚れている、ということか?

昔、TV放映していた「サンダーバード」の撮影裏話を思い出します。
ミニチュアのメカが活躍する「人形劇(スーパーマリオネーション、というらしい)」ですが、リアル感を出すためにわざと飛行機や車のミニチュアを「汚す」作業をしている、という記事を見て、子供心に新鮮な驚きをおぼえたものです。

それにしても前回の『洗濯』から二週間足らず。「うっかり」が多いな。反省。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年10月17日 (火曜日)

これぞ エジプシァン・フード!

『エジプト人は何故、【平和のシンボル】を食べるんだ?』
「美味しいからだ。センセイ、一度食いに行こうぜ。」
『断わる。日本人はハトは食わない。スズメは食うが。』
「何であんな小さい可愛い鳥を食うんだ?」
『美味しいからだ。』

この数ヶ月間、こんなヤリトリを繰り返していましたが、ついにその日は来てしまった。昨日、ラマダンのイフタール=ブレックファストに招待されました。
でも、【平和のシンボル】なんて・・・・美味しいじゃないですか。
エジプト人が好む理由も納得。

写真左から
1.一人前は2羽。中には米とスパイスが詰まっている。
2.こんな具合。隣りはヒシャム the 新米パパ。
3.完食。一皿700円ほど。前菜その他込みで800~900円ぐらいでした。Cimg4336 Cimg4337 Cimg4338

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年10月16日 (月曜日)

人間万事・・・

移動手段にはバスを使います。バス停らしきものはありますが、何処でも乗り降りできます。時刻表はありません。定員も気にしない。

不思議と急いでいるときに限ってなかなか来ない。かと思うと「同じ路線で同じ行き先のバス」が二台続けて来たり・・・。不思議の国よ。

あ、バスが来てる。走ったら追いつくか・・・タッチの差で逃がすと、急いでいなくても悔しい。しかし、1キロ走る間には1台くらいエンストやパンクで車が立ち往生してる街ですから、その一台のせいで渋滞、遅延は付き物。さっき乗り逃がしたバスが渋滞に巻き込まれていて、後から来たバスで追い越した。なんてことも日常茶飯事。焦らない、慌てない・・・。

昨日も「乗り逃がしたバス」を「後から来たバス」で追い越しました。そいつ、接触事故を起こして揉めていた。何が幸いするか分らない、ということか・・・。

先日、エジプト人から「老人と馬」の寓話を聞きました。つまり「人間、万事塞翁が馬」の話でした。彼はブリティッシュ系の学校を出ているはずですが、この話、もともとの出典はどこの国なんでしょうね?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年10月15日 (日曜日)

ついに発見!

「ある大手のスーパー・マーケットには年に何回か入荷する」という噂は聞いていましたが、今日ついに日本製の「味噌」を発見しました。A_6

価格は1kg入りで1700円相当。高いけど、味噌汁の誘惑には勝てぬ。ぼやぼやしてると他の在留邦人の奥様方に先を越されてしまう。というわけで財布が空っぽになってしまいました。何しろ、私の二日分の生活費に相当しますからね。

このスーパーは日本や中国、アジアの食材も揃っています。よく探すとパック入りの豆腐もある。1丁(200g弱)700円相当。日本製のうどんやソバ(乾麺)なんかもあるけど全部こんな調子で高い。こちらは別の機会に譲ることにしましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月14日 (土曜日)

たび、旅、三度、イスカンダルヘ・・・

アレキサンドリアのガワッドさんと『ラマダン中に一度稽古しましょう』と約束していたのですが、当日の朝に「キャンセル」された。予約して購入済みの列車の切符は24時間前まででないとキャンセル、変更が出来ないらしく、無駄にするのも惜しいので今回は一人でアレキの街を見物することにしました。

まず、帰りの足を確保する。長距離バスのオフィスで当日の最終便を予約。25ポンドは列車と変わらぬ。所要時間も似たようなものだし。

見物場所を遺跡にするか、図書館にするか・・・。検討の末、今回も「古い石」を見に行くことにしました。情報満載の『地球の歩き方』は本当に頼りになります。

路面電車(一回5円相当)を乗り継いで、「ポンペイの柱」を見物。客は他にヨーロッパ人が一人。例によって警備の警官が寄ってきてあれやこれや説明してくれるけど、よく分からぬ。
一人で、セルフタイマーを使って写真を撮っていると、昔、バイクのソロ・ツーリングであっちこっち走り回っていた頃を思い出します。あの頃は、現像が出来てくるまで写真の仕上がりにドキドキしたものです。

地元のスーク(市場)を歩いていると陽気に声をかけてきます。野菜、魚、生きた鶏・・・。牛肉も実に「分りやすく」並んでいます。足とかレバーとか・・・。
子供が後ろを付いて歩くのには閉口しましたが。
「あんた、名前はなんだ?」
『(生意気な小僧めらが・・・)俺は【ジャッキー・チェン】だ。』

スークは路面電車のレールの上まで占領しています。ワゴンセール?というやつ。電車が警笛を鳴らすとワゴンごと退ける。通り過ぎると再び出てくる・・・の繰り返し。そんな調子なので、路面電車はスークの区間では速くは走れない。実際500mほど先の電車に早歩きで追いついて乗れてしまった。

写真左から
1.ポンペイの柱:かつては400本以上も立っていたといわれている。
2.電車の車体に触れんばかりの位置まで店は出ている。ワゴンで移動できる店もある。
3.バスのチケットセンター内の有料トイレ。一回25ピアストル。(5円相当)
A_9 B_6 C_4

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月13日 (金曜日)

あぁ~、ね、眠い・・・

久しぶりにシェリーフさん提供のネタ。
彼からのメッセージです: 『live well, love much, laugh often !』

写真集 『 こんなにも疲れたこと、ある? 』 より。

Att961816 Att961820 Att961822 Att961826 Att961818 Att961824 Att961828

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年10月12日 (木曜日)

歓送迎会

青年海外協力隊は現在、一年に3回の隊次の派遣がありますが、SV(シニアボランティア)の派遣は2回、半年に一度です。先日、新旧SVの歓送迎会がありました。 

これは、私がエジプトへ来て、半年が経ったことをも意味します。
『エジプトに来てから△△ヵ月。』・・・毎月同じようなことを言っていますが単位が月から年に替わってしまった。

今回はSVの着任、離任共にひとりずつ。「よろしくお願いします。」「お世話になりました。」・・・杯が進むにつれて、ボルテージも上がる。
こちらで出会う人は、人生経験豊富な『濃い』キャラクターの人が多いです。私なんざ、話に入っていく隙間も無い。タジタジ・・・というやつです。終いにはこちらのスタッフに「ダメだし」したり。

会場はカイロ市内のレストランでしたが、その場所がよく分からなかったのでネットで検索しました。『ぐるナビ海外版』なんていうのがあるんですねぇ。

帰国する方からは「日本食の食材」を大量に分けてもらいました。感謝々々。
自分も惜しまれつつ帰国できたらいいな・・・は、まだ早いね。
Cimg4274Cimg4285
  写真は「新任SVから『ダメだし』を受ける T 氏 the 新米パパ」 と 「スタッフ、SV(全て既婚者)に囲まれて惜しまれつつ帰国する U氏 の奥さん」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月11日 (水曜日)

イフタール!

イスラムの世界は10月22日頃までラマダン中です。
ラマダン中は親戚・友人を「イフタール(=ブレイクファスト)」に招いて『豪華な食事』をします。
合気道クラブの一つ「ポリス・ユニオン・クラブ」のイフタールに行ってきました。

『ラマダン』の本来の目的は、日中の飲食を控えて「持たざる者」に思いをいたし、気持ちを穏やかに、普段よりもさらに『コーラン』に親しむこと。しかし・・・。
「断食=fasting、は単に食べ物だけじゃないんだ。あらゆる欲、感情を抑えてイスラムの教えを見つめ直すんだ。」
「それなのに、この国じゃ『断食』だけが強調されて、その反動で暴食する。」
「同じイスラムでも国によって『ラマダン』の風景は違う。エジプト、モロッコ、インドネシア・・。」
「エジプトの食糧消費はラマダン中が最も高くなるんだ。おかしなことだ。」
・・・・という声もあります。 が、今回はそういう議論はさておいて。

会場はいつも稽古している体育館前の芝生広場。参加者は約30人。料理を道場長のムハマド氏宅から運び込んでテーブルの上に並べます。
お祈りの後、スープから。「センセイ、これはヒツジと豆のスープだ。【男性のパワー】をアップするぜ。」
『そりゃ、いいな。来月、嫁さんが来たら飲まなくちゃ。今日は必要ないけど。』
「そうだな。」
『今は鉛筆を削っても手紙を書く相手がいねぇんだ。(角川文庫:ポケットジョークより)』・・・大人の会話の後、メインは肉料理、パスタ、サラダ、シチュー、ナントカライス・・・。フルーツのデザート。ジュース類・・・。

腹一杯、二杯・・・。毎年、一ヶ月もこんな生活をしていると、ポッコリとした「エジプシァン体型」になるのも無理はない。

写真左から
1.お祈りは欠かさない。
2.まず、ナツメヤシの実をたべる。
3.料理の数々・・・。
4.一人前、の一皿目。
5.コカ・コーラ「ラマダン・ボトル」:ラベル上部に「ラマダン・カリーム(ラマダン中の挨拶の言葉)」と印刷してある。

  C_3   B_5D_4E_2A_7


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月10日 (火曜日)

ネットで督促

朝はコーヒーを飲みながらメールをチェックします。先日、いつものようにパソコンを開けたら、見慣れたHPのスタート画面ではなくてプロバイダーのページが出てきました。「先月分の未払い料金の督促」でした。

曰く、『何月何日までに XXポンドを支払え。支払いは当社の窓口または市内の△△銀行のATMまたは市内各所(駅やスポーツクラブ等)に設置の『E-Zee』なる機械で出来る。』とある。

窓口で支払おうとすると1時間も待たされることもあるので、『E-Zee』という機械を試してみました。携帯電話のプリペイドカード等の自動販売機らしい。出来るだけ「きれいな札」を用意して、機械の指示通り操作して一件落着。まさに「アッという間」。いつも朝練に行ってるクラブにあったので助かりました。

こういう便利なシステムを導入している一方で、窓口では相変わらず1時間も待たされる能率の悪さ。レシートは手書き。エジプト人は器用なのか不器用なのか・・・。不思議の国、エジプトよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 9日 (月曜日)

ラマダンの食事

恥ずかしながら、「fast」に「断食」の意味があることを知りませんでした。「breakfast = ブレイクファスト」は断食明けの最初の食事の意味。イスラム教徒にとっては重要な位置づけだそうです。親戚や友人を招いたりするとか。

裕福な人や商店などは道端にテーブルを出して通りすがりの人や貧しい人に食事を振舞ったりします。生きているうちに善行を積むことが奨励されているのでそういう光景は街のあちこちで見られます。その「イフタール」を体験して来ました。

写真左から
1.こんな感じで街のあちこちにテーブルが出ます。ここは80席ぐらいでした。誰でもウェルカム。
2.メニューはまず、ナツメヤシの実入りのシロップを飲む。メインは豆と羊肉のトマトソース煮。モロヘイヤのスープ。
3.ラマダン期間中の飾りつけ。各家庭や商店の玄関先には大小のA_5B_4C_2ランプ(ファ
ヌース)が飾られます。日本のお盆の灯籠みたい。  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 8日 (日曜日)

ラマダン始まる

ラマダーン、と表記することもありますが、イスラムの最も重要な宗教行事の一つです。イスラム暦の9月の一ヶ月間、日の出から日没まで断食します。厳密には唾も飲み込んではいけないとか。性行為も禁止。

詳しいことは事典でも参照されたら良いですが「一切の欲望を抑えて、持たざる者の気持ちを理解する」という意味合いがあるそうです。今年は9月24日から始まりました。

宗教的な意味合いはとりあえずおいといて、現象として自分に関わってくることは、活動の時間帯が大きくずれること。
日没と共に「ブレイクファスト」を食べて(大体5時半~6時前)、一服して、お祈りをしてから稽古です。
通常7時からのところも9時半~11時まで。遅いところは10時半~深夜0時まで。

「ブレイクファスト」を「イフタール」と呼ぶそうですが、その時間に合わせてオフィスアワーも切り上げられる。大学の講義も90分→60分に。講義の合い間の休憩は15分→10分になったりするそうです。夕刻の道路を走る車はみんな殺気立っているように見えます。腹が減ってイライラしてるみたい。そして食事の時間帯には車両は見事に姿を消します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年9月 | トップページ | 2006年11月 »