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2006年10月23日 (月曜日)

モハメッド・アリ=ザ・グレート

「ムハンマド・アリ」と表記するのが原音に近いようですが、『ヘビー級の元・世界チャンピオン』ではなくて『近代エジプトの父』として、エジプト史に名を残す人物の話です。
ムハンマド・アリ(1769~1849)。元々はオスマン朝からエジプト総督として派遣され、後にアリ朝(1805~1953)を築いた。

その、彼の数々の功績の一つに『灌がい用ダムの建設』があることを知って、興味を覚えたので見物してきました。

カイロの北方約20kmに「カリオベイヤ市」があります。ナイル川はそこでロゼッタ(ロゼッタ・ストーンで有名)とドミアーット方面に分かれて地中海へと注ぎます。
つまり「肥沃なナイル・デルタ地帯」の「扇の要」にあたる部分。

ムハンマド・アリは橋に水門を設けて下流の農地に水を安定して供給する一方、水力発電所をも設けました。
第二次大戦後、サダト大統領によってその事業は引き継がれましたが、「アスワン・ダム」が完成してからはその役割の大部分はそちらに移ったようです。しかし160年前(1843年)に造られた水門はいまだに現役で機能しています。

ムハンマド・アリ=ザ・グレート。彼の業績は今日まで讃えられています。

写真左から
1. 遠景
2. 水門開閉用のクレーン。レールの上を移動する。フランス風のデザインの街灯は、ムハンマド・アリの好みだったとか。
3. ふたつあるうちの小さい方の堰。こちらは四輪車は通行出来ない。岸に近い部分は『跳ね橋』になっていて、船が通れるようになっている。が、現在は船は別のルートを使っているようです。
4. こちらは移動も開閉操作も手動式。
5. レンガ造り、石畳のデザインが美しい。(美しくないおっさんも見えますが)

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