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2006年11月30日 (木曜日)

11月の訪問者

・・・・というタイトルのメールが届いたのは10月の初めでした。送ってきたのは大学時代からの友人、H君。

メーカー勤務で、現在アメリカに単身赴任中の彼が「サンクス・ギビング」の休暇を利用して 『ちょいとエジプトまで遊びに』 来てくれることになったのですが、滞在可能なのは実質2日間だけ。ちなみに移動は乗換えを含めて片道20時間近く !
私の専属の名ガイド = アスカラニ君の協力で、ピラミッド見物に市内観光、夜は合気道の稽古に参加して・・・、という駆け足での【中身の濃い~ぃ!2日間】を過ごしてもらいました。

写真
左 : 「ラクダと写真を撮らないか?」客引きがうるさいぐらいに声をかけて
きます。値段は交渉次第。この日は最初の言い値がなんと100ユーロ!(15000円相当 ! )結局、50エジプト・ポンド(1000円相当)に落ち着きました。ちなみに横に立っているサングラスの男は私です。(念のため)
右 : 「日本人の五段のセンセイ」の訪問に皆も喜んでくれました。クラブの道場は現在、補修工事中なのでサッカーグラウンドでの稽古でした
。11月も末になるとエジプトでも結構寒い。Cimg6018 Dscf1860_1

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2006年11月29日 (水曜日)

出前一丁

カイロ市内で活動している、青年海外協力隊のK隊員から「演武の出前サービス」の依頼がありました。
彼は「青少年活動」という職種で、放課後の小中学生たちを相手に、スポーツやゲームなどを通して彼らの健全な育成活動にたずさわっています。

私たちは「日本文化の紹介」という交流イベントの目玉?として声をかけてもらいました。
エジプトに語学留学中の日本人学生の方々の全面的な協力もいただいて、竹とんぼやけん玉を使って遊んだり、筆を使って「ひらがな・カタカナ」で名前を書いてみたり・・・。また、子供たちによるエジプトの歌やダンスなどもありました。
合気道の実演はそのメイン・イベント( ?
) エジプシァンは(他の外国の例に漏れず)「カンフー」「マーシャル・アーツ」が大好きです。

当日は私の生徒で大学生のヌール君(初段)に手伝ってもらって、アラビア語で合気道についての説明をしてもらいながらの演武でした。子供たちに体験もしてもらったり、大いに盛り上がりました。

『合気道 in エジプト』 らしいでしょ?

・・・じつに久しぶりの「合気道関連の記事」でした。Cimg5999  Cimg5974 Cimg5967 Cimg5979

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2006年11月28日 (火曜日)

エビオスと正露丸

日本では「ノロ・ウィルス」による、食中毒が流行の兆し・・・、と昨日のABCラジオ(web site の放送がある)で道上洋三さんが言ってましたが、家内の滞在中に一番注意していたことも『お腹の具合』でした。
私も赴任当初は下痢で苦労したことがありますし、どうしても『土地の水に慣れる』には1週間ほどかかるみたいです。今でも私は水道水を煮沸して飲んでいます。

エジプトを訪れる、一般の旅行者の方も水で苦労する人が多いようです。水が合わなくてお腹が緩みがちになる。今回は(少々危ない場面はあったものの)「エビオス」と「正露丸」のお陰で2週間、事なきを得ました。やはり日本人には日本の薬が合うのか、信頼感から来る精神的な要素が大きいのか。。。

かと言って、水分補給が足りないとそれも大変・・・。
カイロは空気が乾燥しているので汗をかかない。水分補給を忘れがちです。
その状態で、夕食にビールを飲んだりする。アルコールを分解するためには身体の水分を奪われるらしいですから、極端な場合は脱水症状をおこして病院に担ぎ込まれる、なんてことも。。。

今は、朝晩寒いぐらいの気候になっていますから、喉が渇いて仕方ない、などということは無いですが、水あたり、食あたりには注意しないとせっかくの旅行も台無しです。
家内の帰国前夜に「ゲズィーラ・クラブ」のキャプテン、イスマイール氏が夕食に招いてくれました。イスマイール氏はトルコ系の家系らしいですが、エジプト料理とトルコ料理は似ている部分が多いとか。Cimg5958Cimg5959「ギリシャ、トルコ、エジプト。。。地中海の料理は似ているよ。」だそうです。
今回のメニュー : レンズ豆のスープ、モロヘイヤのスープ(ご飯にかけて食べる)。肉料理色々、ブドウの葉に米を包んだもの、野菜サラダ、ヨーグルトサラダ・・・。

エジプト風家庭料理のフルコースで、豪華に、そして無事に「エジプト旅行」最後の夜を締めくくりました。
滞在中の皆さんの厚意と家内の健康な胃腸に感謝!

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2006年11月27日 (月曜日)

贅沢な一日

カイロ市街を囲むように「リング・ロード」と呼ばれる道路が走っているのですが、そのハイ・ウェイは何故か「ギザのピラミッド」の南側で途切れたまま、工事が止まっています。

工事のために掘り返したら遺跡だらけで、発掘調査の準備中なんだとか。(このあたり、大阪の中央環状線、特に八尾市~三原付近と事情が似ていますね。 ・・・地元の人間にしか分らない話ですが。)
で、そのためにピラミッドの南側は「砂漠」のままおいてあります。将来的に市街化が進んで、ピラミッドに何処まで近づくのかは知りませんが、「取り返しのつかない」状態にはしてほしくないですね。

その砂漠地帯を駆け回る、「乗馬体験」に誘ってもらいました。面白かった~・・・には違いないのですが、慣れないせいで嫁も私も足腰にキタキタ。キタ。。。
「尻が割れるのよ~♪ケツが痛いのよ~♪」と、天童よしみ(珍島物語)状態ですな。

昼食の後はマァディーという町に移動して、ナイル川での舟遊び。「ファルーカ」と呼ぶ帆船で2時間かけてゆったりとナイルの川風に吹かれます。夕陽が美しい。なんとも優雅な、贅沢な一日をプレゼントしてもらいました。(尻は痛かったけど。)モタァズ君、ありがとう。でも、俺の立場が無くなるから今以上に大きく強くならないでね。

写真左から
1. ちょっと分りにくいけど後方に三大ピラミッド。右がモタァズ君。彼は乗馬に慣れているので、「暴れん坊将軍」と化して縦横無尽にそこらを駆け回っていた。
2. 焼き立てチキンに、焼き立てパン。ほっぺたがとろけそう。また食いてぇ~!
3. メル・ギルギス~マァディー付近は、その昔、幼い「イエス・キリスト」を連れた一家がローマ帝国の迫害を逃れて隠れ住み、ナイルを渡って上流へ落ち延びていった。。。という伝説にかかわりのある町だそうです。
4.Cimg5705 ファルーカには夕陽が似合う。  Cimg5764Cimg5793
Cimg5803

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2006年11月26日 (日曜日)

黒と白

私の住んでいるカイロ(正確にはギザ県に入るのですが)の南西、約300kmにバハレイヤ・オアシスがあります。そこを起点とした、2泊3日の「砂漠ツァー」に行ってきました。

オアシス内のホテルに一泊した後、砂漠でもう一泊します。バハレイヤを出発して間もなく、一般に「黒砂漠」、「白砂漠」と呼ばれる一帯が広がります。
Google Earth で見ても分るぐらいにその辺りの地面は黒く、また白い。北緯27度23分、東経28度10分あたりです。

黒は玄武岩の色、地表に出たマグマが冷えて固まった色。白は石灰岩の色、昔々、その辺りは海の底だった。自然の気まぐれというのか、奇岩・絶景が数十キロ四方に広がっています。今、このページを見てくださっていて将来「エジプト旅行」を考えていらっしゃる方には是非お勧めします。砂漠での一夜は素晴らしい体験ですよ。
以前行った、スィーワの「砂の砂漠」とはまた違った世界です。

写真左から(アルバムも作ってます。そちらもどうぞ)
1. 我々はテントで、ドライバーは車内で眠る。
2. 奇岩が数十キロ四方にわたって点在する。
3. 朝稽古は欠かさない・・・ウソです。
4. ツァー車両の8~9割は TOYOTA だった。5~6日かける、「大サファリ」なんてのもあるらしい。Cimg5528_1Cimg5453_1Cimg5527_1Cimg5399_1

   

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2006年11月25日 (土曜日)

ナイル・クルーズ

アスワンからルクソールへと『ナイル川クルーズ』ツァーを体験しました。
「動く、豪華5つ星ホテル」で行く3泊4日の旅。

「世界中の歴史遺産・史跡の3分の2はエジプトに在り、その半分がルクソールに在る」そうです。

1970年に完成した「アスワン・ハイ・ダム」の建設に先立って、水没を避けるために『アブ・シンベル神殿』が解体、移転されたのは有名な話です。その『アブ・シンベル』をはじめとしてナイル川に沿ってまさに「遺跡・史跡だらけ」です。
エジプト人が京都に行ったらやはり同じような感想を持つのかしらん?

地図で見るとよく分かりますが、「宮殿」などの「生活していた場所」はナイルの右岸、東側にあり、「王家の谷、葬祭殿」など、「墓地」は左岸、西側にあります。
これは太陽の動きに関係があるんだとか。日の出、日の入りを人間の生死になぞらえるのはエジプト人にも共通の感覚のようです。

写真左から
1. クルーズ船は4階建ての「動くホテル」
2. ルクソールの西岸では夜明け頃から熱気球のツァーがある。
3. ナイルの夕陽。
4. ルクソール在のJOCV隊員の活動先にお邪魔しての「陶芸教室」
5. アブ・シンベル小神殿。実物を目の当たりにすると、凄すぎて、却って映画のセットみたいにも思える・・・というと値打ちが無さそうですが、「筆や口にはつくされず」という、迫力です。このブログで私が百万言を費やしても語りきれない。
    
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2006年11月24日 (金曜日)

何はともあれ・・・

家内のエジプト観光の初日。。。。
エジプトといえば、何はともあれ『ギザのピラミッド』でしょう。というわけで、行ってきました。

写真左から
1. ラクダと「はい、チーズ」・・・おや、緊張のためか、手がぶれたようですな。
2. 「スフィンクスの視線の先...あ、ホンマや!【あの店】があった!」
3. 視線の先のKFC。今日はバイクで観光しました。(ウソです!!) 「戸井十月」か「風間深志」さんみたいなライダーが昼飯でも食ってたんでしょう。
4.
KFCの二階はピザ・ハットです。店内から見るとこんな感じ。(注:ロゴを分りやすくするために左右反転させてます)   A_10C_7Cimg4745D_6

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2006年11月23日 (木曜日)

VIPの登場

7ヶ月と1週間ぶりに嫁と再会しました。
エジプト航空は関空~カイロ間を直行で週2往復しています。(年末のピーク時には増便されるようですが) 
当然ながら日本人ばっかり。団体のツァー客に混じって・・・、お、出て来た。

『感動の再会』・・・のはずが、ちょうど私の携帯に着信アリ。
というわけで最初に言葉を交わしたのは私ではなくて一緒に迎えに行ってくれたDr.マルグシとターハ君だった。『 Welcome to Egypt ! 』

思いおこせば14年前、我々が付き合いだした頃に、初めて(もちろん日本で)紹介した『私の友人』はパプア・ニューギニアからの留学生だった。その次が、アメリカ人の女性合気道家と日本人の合気道「修行者」。当時の家内にとっては結構刺激の強い出会いが続いたものでした。今回も彼女の旅はそんな幕開けだった。

所属先のクラブからは休みをもらってあるし、(でだしは若干つまづいたものの)とにかく2週間の「ばけ~しょん」が始まりました。
F_2久しぶりに直接会うと不思議な感覚。演武で舞台に上がるより緊張しますな。汗、
汗、汗、、、。
再会のシーンとして、このページ右側のイラストを再現してみました。こんなカンジ。(ホンマに緊張しとんのかいな?)

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2006年11月 3日 (金曜日)

お~い!○○さん!

全くの私見ですが・・・。

少し離れた場所にいる人を振り向かせる時に(他人に名前を知られたくない。あるいは相手の名前を知らないときなど、その人の名前を呼ぶ以外には)どうするか?日本人なら「お~い!」とか、「ちょっと・・・」とか。

『プスプスッ・・・』または『スィーッ!』という「音」を使って呼びかける国、地域は相当多いです。日本以外の大半の地域で使っているのではないでしょうか?
海外でこのブログを見てくれている方々、いかが?

この、「歯の隙間から空気を漏らすような音」(文字にするとよく分からんけど)は意外と遠くまで届きます。
海外協力隊の派遣地域ならば、ほとんど例外なく使っているでしょう。

映画「ベイブ2」でもそんなシーンがありましたから、欧米人も使うようです。ただ、知り合いのオーストラリア人によると「少々、下品な方法だ」そうです。「犬やネコを呼ぶやり方と同じだからな。俺なら、『excuse me』 と言うぜ。」 ・・・ごもっとも。

私は昔、PNG(パプア・ニューギニア)に滞在していましたが、PNGではそこら中で皆これをやっていました。そしていつの間にか私も「パブロフの犬」と化していました。すぐ反応してしまう。
帰国後、家内と結婚してからは彼女にも覚えてもらいました。20~30mの距離なら楽に届くし、また人混みの中でもある程度聞き分けられるので使ってみると結構便利です。・・・・周りの「日本人」には気付かれないし。
私の大阪の自宅はマンションの6階ですが、下から「プ
ーッ!」と呼ぶと部屋の中にまで聞こえます。目撃証人もいます。福岡のK保’氏&徳島のK籐氏。

昨年、アメリカ旅行のおり、巨大なスーパーマーケットの中で家内とはぐれた時もお互いに「プスプスーッ、プスプスーッ」とやりながら探しあったものです。そのときは親切なご婦人が「あっちの通路であなたと同じことを(プスプスー)やってる女性がいたわ。あなたの奥さんでしょ?」と教えてくれましたっけ。

明日からその「同じこと」をやってた女性 = 家内がエジプトにやってきます。
ドキドキ・・・・・・・・・・・・・・・・・ドキドキ・・・・・・・・・・ドキドキ・・・・・・

というわけでしばらくこのブログは休憩します。『ネタ集め』の日々が続く予定。
久しぶりに「プスプ
ーっ!」で呼び合おうかな。(名前で呼べっちゅうねん。)

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2006年11月 2日 (木曜日)

燗・ビール?

久しぶりに「ビールのデリバリー」を頼みました。
「 delivery please. ステラのジャンボ缶 2cases.」
電話で話すのは苦手なのですが、この程度なら何とか通じる。「カスタマー登録」されているので、自宅の電話番号を告げると「・・・OK 『Mr.ONO』 maido ookini ! nan-yara kan-yara … 243 £e。 45分後ぐらいに行きまっさ。」

・・・と、2,3分後に電話が鳴った。
「We are sorry. Mr.ONO. 【hot】は売り切れていて、【cold】しかないけどそれでもええか?」
『・・・? (普通、逆やろ、と思いながら)何でもええで。no problem.

「コールド」:冷蔵庫で冷やす=箱から取り出してバラす。「ホット」というのは単に「冷やしていない」=箱に入った状態、ということらしい。
箱に入ってないと保存や運搬に不便だからこういう問い合わせになったものでしょう…ぐらいのことはちょいと考えたらすぐ分ることだけど。

案の定、ビールは12本ずつ4つのポリ袋に入れて配達されました。合計48本。
両手に12kgずつ。映画「少林寺」の修行のシーンにこんなのがありましたね。両手に水の入ったバケツを持って・・・。配達のあんちゃんの笑顔も何となく固い。

「 Hot Beer 」 なんて言うから、てっきり 「燗・ビール」 ってどんなビールやろな?と思ったがな! て、・・・そんなヤツ、おれへんやろ!(by 大木こだま)

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2006年11月 1日 (水曜日)

たまには真面目に・・・

11月ですね。毎月、替わり目の「決まり文句」ですが、こちらに来て7ヶ月が過ぎました。その間、自分の中に「劇的な」変化があったわけでもなく、どちらかといえば「ダラダラと」過ごす時間も多い。そんな怠惰な自分が嫌になって、気分がドンドンと落ち込んでしまうこともあります。

落ち込んだときには、甘んじてその状態を受け入れてその分「高く、また遠くに跳ぶ」ように気持ちを切り替えるように考えます。・・・実際には難しいですが。マイナスに振れた分それをプラスに転じられたらなぁ、と。

常に「バランス感覚」を持ち続けたいですね。 武器技と体術( 合気道 )、真面目さとユーモア( by 小林完吾=元・日テレのアナウンサー)、知力と体力(さらに・徳力・気力・迫力 by 森杉夫先生)、健全なる精神と健全なる肉体( by 古代ローマの詩人)、緊張と緩和( by 桂枝雀)・・・?。どちらか一方に偏ると人間は真っ直ぐ進まない。ガ~ッと運動したらその分、活字をむさぼり読む、というような。

翁先生は『一霊・四魂・三元・八力』ということをおっしゃっていたそうです。その中の「八力」というのは四組の相反する力 : 動・静、凝・解、引・弛、分・合、です。それぞれ、対極にある力が作用しあうことが、新しいものを生み出す原動力になっているのである、という意味だと私は解釈しています。
極限まで洗練された技では、相手と自分とが和合して、ついには相手も自分も、敵も味方も無く、ひとつとなる、というような・・・。
そこまで行くと『名人』なんでしょうね。私らのレベルでは『「バランス感覚を持つ」という意識を持ち続ける』ぐらいで良いと思っています。

最近気になっている言葉があります。......プロレスラー名言集『長州力』 より :
「努力すれば成功する、とは限らない。でも、成功した奴は皆、努力してる。」
ん~、・・・だから、自分を磨くことを忘れちゃダメなんですよね~。
ということで、今月も『(技は)厳しく、(稽古は)楽しく』いきましょう。(←これもひとつのバランス、でしょ?)

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