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2007年5月31日 (木曜日)

実験 : パワー・ポイント

「センセイ、あんた最近疲れてねぇか?悩みがあるのなら相談に乗るゼ。」
シェリーフさんからこんなメールをもらいました。
・・・別に悩みなど無くて、ただ暑くて「マイッテ」いるだけなのですが。

Photo_30彼が提供してくれる「ネタ」には、「お笑い系」の他に「癒し系」と「イヤラシ系」があります。 今回は「癒され」ました。
添付されていたのは「パワーポイント」のファイル。ソフトが無いと開けない?
のが残念ですが、独り占めするにはもったいない。

クリックしてみてください。 ⇒ 「Bridges.pps」をダウンロード

うまく皆さんに見てもらえるかどうか。ま、「実験:pps」ということで。
【サポート部隊】様、アドバイスをよろしゅうにお願いします。

追記: 画面左の 「ツール」 Power Point Viewer 2007 から入手できるそうです。
     興味のある方はどうぞ。 中原名人、おおきに。
 

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2007年5月30日 (水曜日)

あ、暑い・・・

『腹減った・・・。』 冷蔵庫を開ける。ビールと水だけ。米は・・・一食分しか残っていない。
「買出し」に出るしかないか。

昼間、外に出ると熱気がモワ~ッと身体にまとわりついてきます。今日のカイロは37℃あったらしい。(アスワン、ルクソールは40℃を越えていたようです。) ちなみに午後8時半現在33℃です。
湿気が無い分だけ大阪に比べればマシ、という見方もありますが、あと数ヶ月はこんな「好天」が続きます。ここでは暑くても汗をあまりかかないので水分補給を忘れがち。これからは外出時には「水」を持ち歩かなければなりません。

バスやタクシーの大半はエアコンがついていないのですが、これで「全車両エアコン装備」になったらもっと暑くなるんでしょうね。

空腹のまま食材の買出しをすると、つい買いすぎてしまいます。今日は牛肉と鶏肉だけで3kgも買ってしまった。1500円。
『いかん、重すぎた。昼飯を作る体力が残ってない。』で、途中の「シーフード・サンド屋」で白身魚のフライとエビフライのサンドイッチを買って帰りました。Cimg7992 Cimg7993
写真で見るとイマイチですが、実物は美味しいですよ。2つで160円相当。牛乳(1㍑)は100円相当。

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影絵ショー

シェリーフさん提供の動画ネタ

「なんて柔軟な体なんだ!俺も生まれ変わったらこうなりてぇ。」

『その前にあんたのその出っ張った腹をナントカしなさい。』

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2007年5月27日 (日曜日)

あした天気になあれ?

『ガワッドさん、最近、肘が痛くて。この部分だけど、【テニス・エルボー】だと言われたんですよ。』
「センセイ、【テニス・エルボー】は腕を真っ直ぐに伸ばしたときの拇指側だよ。反対側は【ゴルフ・エルボー】だ。」
Photo_28『I don't play golf.』

痛む部位によって呼称が違うそうです。ま、当然ですが。それにしてもテニスやらゴルフやら色々あるものですな。
辞書によると運動選手だけでなく、一般の女性(30~50歳代に多い、とありますが)にも多く見られるとか。・・・別に深い意味は無いですが。いずれ
にしても球技オンチの私には皮肉な名前やな。

『テニスもゴルフもやらないんですけどね。』
「私も肘の故障はもってるよ。内、外両側。私のは【三教・エルボー】だけど。」
マニアにはマニアの名付け方があったか。

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2007年5月24日 (木曜日)

強烈な一撃 ~ 減量-2

【減量】・・・「身内を「ネタ」に使うときには気をつけないといけませんよ。」

私の後輩、K君から忠告を受けました。(このブログ上のイラストは全て彼の手になるものです。)

・・・が、状況をあまりにも正確につかみすぎておる。嫁が家でジャージを着ているとか、我が家のパソコンがNEC製(ちなみにこちらのは東芝)だとか・・・。
隠しカメラでも仕掛けられてるのでは?

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2007年5月22日 (火曜日)

減量

1_2 Skype というインターネットの電話(?)を使って日本にいる妻と連絡を取り合っています。お互いの仕事のことやら健康状態やら話しています(イラストはフィクションです、念のため)。

食欲の有無を健康状態のバロメーターと見ているので、『ご飯食べてるか?』、『今日は何を食べた?』とか、食べる話が多いですが。
「最近、ちょっと食べ過ぎで太り気味やねん。ベスト体重が XX kg やのに ○○ kg もある。【減量】せなあかんわ。」
Photo_26250pxboxing_gloves 「ダイエット」と言わずに「減量」と言うところはさすがに「マニア」ですが、2階級下げるとなると、ちょっと難題ですな。
ちなみに、私自身はミドル級です。


『平均的なエジプト人のマダムに比べたら、あんたなんかガリガリやで。』 ⇒全然フォローになってない。
・・・ともあれ、男女を問わず歩行困難なほどに肥満した人もいるカイロの街を歩いていると「正しい食生活と適度な運動」の必要性を実感します。

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2007年5月21日 (月曜日)

エースをねらえ?

武器の素振りを指導していました。
右肘に「違和感」を感じる。どうも調子が悪い。

会員のひとり、イハブさんに診てもらうと、
「ん~、こりゃ《テニス・エルボー》だな。」
『 I don't play tennis.

「いや、一般的な病名だ。急性のものなら冷やすといい。薬は持ってるかい?」
『マッサージ用のジェルなら家にある。いや~、あんた医者みたいなことを言うね。』
「私は医者だよ。」

この人、『ジュージュツ・スタイルはこうやって「とどめ」を刺す。』とか、『古い形はここで指を折ってしまう、ここで蹴りをいれてアバラを折る。』とかそんなことばかりに異様に関心を示す人ですが本業は外科医。

それにしても《テニス・エルボー》なんて球技オンチの私には皮肉Photo_27な診断です。
疲れやすくなったり、回復に時間がかかったり、自分が考えているよりも体は歳を取っている、ということか。まぁ、こんなときはムリをせずに積極的に『運動をサボる』ことにしましょう。

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2007年5月20日 (日曜日)

任国外旅行

「青年」海外協力隊は基本的に2年間「行きっぱなし」です。任期中に一度、「周辺諸国」への旅行は許されています。「シニア」の場合はもう少し規制は緩くて渡航可能な範囲も広い。
私達も赴任して1年以上経過しているので、そろそろ「その時期」です。

私の場合は「勤務上の悩み」は少なくて楽しい稽古の毎日ですが、(「ブログばっかりやってる」と皆に叱られていますが) 隊員の活動現場の状況は様々です。
厳しい環境で頑張っている人もいます。私が「お気楽に」やっていけているのは「青年」時代の経験があるから対処できているようなものです。これが初めての海外指導だったら・・・(やっぱりブログばっかりやってるやろうけど)。
「煮詰まって」しまう前に一度現場を離れてリフレッシュするのは本人にも受け入れる側にとっても良いことだと思います。

「シニア」には一時帰国もありますが(私は日本にいても、引きこもり状態やったけど)せっかくだし、何処か外国旅行に行ってみたいですね。Cimg7622

写真:一時帰国から戻る途中。ヒマラヤ上空からの眺め。

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2007年5月19日 (土曜日)

よく出来ました!

初めはおっかなびっくりだった子供達も時間と共に打ち解けてきた様子。
「体験コーナー」は結構人気でした。

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エジプト人合気道家 vs アヤシイ東洋人

演武の舞台は3m×3m。
子供達もようやく雰囲気に慣れてきました。
キャラ的にも「悪役」はヒゲの東洋人。

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ミニ演武@アレキ・・・泣き出しちゃった!

いよいよ、アイキドーの演武開始・・・。
受身の音に驚いたのか泣き出した子がいた。
なだめに行くT隊員。途方に暮れる「びっぐふぇいすセンセイ」。
「ツカミ」は合気道の基本であり、大阪人の得意技であるはずだったが・・・。

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ミニ演武会@アレキサンドリア

最近、集中して稽古しているせいもあって、またまたガワッドさん絡みの話です。
一昨日、アレキ (=
アレキサンドリアの略。天神橋筋六丁目=天六と同じ)在住のJOCV隊員の活動先を訪問して合気道の「ミニ演武会」を行ってきました。
訪問先は小さな保育所。協力していただいたのはアレキ在の隊員3名と、合気道家ガワッド氏、彼の生徒のハゼム氏。

普段は外人はおろか(大人の)男性さえいない職場にいきなり稽古着姿の男がゾロゾロ行ったので、子供達もやや緊張気味。開始早々、受身の音に驚いた子が泣き出したりしましたが、おおむね好評のようでした。お決まりの「体験コーナー」もあったりして。・・・ほとんど「キャラクターショー」のノリでしたが。
【 オノレンジャー 】なんてキャラクターグッズでも作ろうかな。

写真:左から「ニホンはどこ?」 「職員、隊員のみなさん」 「体験コーナー」  1_13_12_1

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2007年5月18日 (金曜日)

PKO

三回連続ですが、またまたガワッドさんネタです。
えぇ加減に怒ってきよるで。

ガワッドさんのグループはみんな熱心ですが人数は少ない。
『最近、○○君を見ませんね。彼はたしか、警察官だったと思うけど・・・。』
「あぁ、彼は国連のPKOに参加するために今、訓練を受けている。東ティモールに行くらしい。」
『え゛っ!・・・そうなんすか。』

東ティモールといえばインドネシアの東部。旧宗主国の思惑が絡んで、独立を巡っての虐殺事件があったり、その根底には宗教的な対立があったりと日本の我々もよく耳にした国です。つい最近も大統領選挙があった。

『エライところに行くものですね。』
「エジプトの警察官は給料が安いからな。PKOに参加すれば給料も多いし、『技』を試す機会もあるかもしれない。」

国際ニュースが妙に近しく、生々しく感じられた日でした。
彼に「技を試す機会」が無いことを祈ります。

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2007年5月17日 (木曜日)

柔術一家

二回連続でガワッドさんの話です。「ネタ」にしてることを本人が知ったら怒るやろな。マジメな人ですからね。

合気道にはいろんな攻撃に対処する技があるのはご存知の通りです。
「【絞め技】に対する呼吸投げ」を稽古していたときのこと。

『前から、両手をクロスして絞めてきたらこうして当身を入れて投げるんや。・・・絞めてごらん。』
「こうするのかい?センセイ。」 ・・・≪キュッ!!≫
『く、く、・・・ちょっと待ちなさい。』

うっかりしていた。彼は柔道とグ○イシー柔術とテコンドーと・・・。の経験者なのだった。他の生徒とは【絞め技】のキレが違う。

その日の夕食。奥さんと二人の子供達も同じテーブルで食べました。
奥さんのTシャツを見ると、「××ムエタイ・スクール」とプリントしてある。
『そのシャツは?』
「あぁ、家内は以前ムエタイと、テコンドーもやってたんだよ。娘には
柔術と柔道を教えた。息子は今、街の道場で柔道を習ってる。私は今は合気道に集中したいので他のことはやらないけど。」
『あ、あぁ・・・さいでやすか。』

【格闘技マニアが選ぶ!オノスタイル合気道】・・・て、キャッチ・コピーとしてはセンス無さすぎですかね。
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愛車のトランクに貼ってあるステッカー:左から柔術・合気道・ムエタイ

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2007年5月16日 (水曜日)

ガワッド・ママ

私が毎週通っている、アレキサンドリアのガワッド・アドハムさんは家族でホテルを経営しています。私は木曜日の正午頃に到着して、一通り稽古した後に夕食です。
夕食はホテル内のレストランで。ビュッフェスタイル。いつも1~2kg太って帰る。

オーナー家族はレストランの隅のテーブルでゲストの様子を見守りながら食事をしています。私も同席させてもらうのですが、家族の仲がたいへんよろしい。
父上と母上は上品で穏やかな方です。

あるとき、母上が「あなたたち、ずっとトレーニングしてたの?」
「そうだよ。母さん。」
「で、いつになったら空中を走れるようになるの?」
「それは映画の中の話だよ。しかもカンフー映画は中国だ。オノセンセイは日本人だよ。」
「あら、そうなの。」

俺、今まで何者だと思われてたんだろか? 

翌日、ホテル内のフィットネス・ジムのスタッフに言われました。
「センセイ、映画に出てたでしょ?私、昨日TVで観たわよ。」 (そんなはずは無いのですが)
『へ~、どんな映画?』
「なんか、目隠ししたままアイキドーの技をやってたわ。」
『(そんなけったいな奴、おらへんやろ。)あぁ、あの映画か!サインしてあげようか?』
こんなこと言ってるから、誤解されるんですな。A_18 B_15

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マヌケな奴・・・

ブレイク・タイム

毎度お馴染み?シェリーフさん提供の動画です。
『そんな間抜けな奴おらんやろ・・・。』

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2007年5月15日 (火曜日)

黒いゴマ

味覇(ウェイパー)という中華の調味料を重宝しています。スープにも炒め物にも便利。ワカメスープも八宝菜もチンジャオロースーもお手軽クッキング。

その日も、『さて、三宝菜(具が少ない)でも食うか。』 とフライパンをコンロの火にかけたら、パチパチ・・・、と何かがはぜる音。
『おぉ、洗い物はちゃんとせないかんな。【ゴマ】がこびりついておる。』
いや待て、黒ゴマは去年の秋ごろに使い切ったはず・・・?

よく見たらゴマに足が生えておる。・・・アリの集団が「熱い、熱い!」とフライパンの上でパニクっていました。
フライパンを洗いながら、『火あぶりの上に水攻めとは、俺も地獄行きやろな。サダム・フセインよりタチが悪いで
。南無阿弥陀仏・・・。』

  Cimg7891私の部屋は1階にあり、窓のすぐそばに植え込みがある。窓のCimg7666隙間や換気口から時々・・・いや、しょっちゅう虫が入ってきます。たまに「大物」も。そういえば昨日の味噌汁に「ゴマ」が浮いていたような気が・・・。

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2007年5月14日 (月曜日)

如是我聞

私は幸福なことに合気道の「業界」では高名な先生お二人に、長きに渡って直接ご指導いただいています。悩みは「実力」に欠けることです。「さすがは○○先生の門下だ。」というところが無い。せっかくいただいた師匠の技を伝えきれないもどかしさ。

私の大阪の師匠は書家であり、合気道家でもありますので、私はよくこんな風なことを考えています。
・・・『一般的に知られている書法に「楷書・行書・草書」などがありますが、基本の教えに従い、それを越えて書法に囚われずに自由闊達な独自の表現をするのは芸術家。素質にめぐまれた、アーティストやマスターの領域です。武道にいう、「守・破・離」といった考えに通じるのではないでしょうか?』

師匠からバケツに一杯ほどの水を注がれても受け取る側がコップ程度の大きさの器では水はこぼれるばかり。『せめて、いただいた分は余さずに伝えたいよなぁ。』なんて思います。

『如是我聞』 は仏教の言葉ですが、私の好きな言葉の一つです。折々に稽古を振り返ってみます。 【合気道の基本は翁先生にあり】 師匠の教えを忠実に守っているか?正しく後進に伝えるのが自分の役割、器だと考えています。
ただ、指導の方法は「オノ・スタイル」で。『合気道って面白い、楽しいものやで。』と。

私の師匠(弟子だと思ってくださっていたかどうかは [?] ですが)のひとり、齋藤守弘先生のご命日(5月13日)に、厳しくて、優しかった先生を偲んで久しぶりに酒を飲みながらそんなことを考えました。

合掌

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2007年5月13日 (日曜日)

タハ君☆

組織上の私の配属先は「エジプト柔道・合気道・相撲連盟」というのですが、その連盟との間の誤解が元でちょいと一悶着ありました。事務局に呼び出されて事情聴取。

その「ある問題」をめぐって、合気道クラブのリーダーの一人と話しているうちに周りがいやな空気になってしまった。
『ワレが手ぇ回して、それが原因でモメとるんやろが!このアホんだらが!』 (まぁ、お下品な。)
標準語訳: 『いや、こちらのせいじゃないよ。事務手続き上の問題だ。連盟の担当者の勘違いだろう。何も問題はないよ。』 

例によって 『不機嫌な感情が(今回は充分に自覚していましたが)顔に出て』 しまった。それを傍らで見ていたタハ君との帰途・・・。

『・・・(ムッツリ)』
「センセイ、how are you ? no
happy?
『happy なはずがないやろ?』
「ジュースでも飲んで帰ろう、センセイ。そんで、リラックスして寝るといいよ。それがいい。そうしよう、そうしよう。」
『・・・すまんの、気ぃつかわして。んじゃ、寄り道するか。』
で、行った先が近所のジュース屋さん「ファラガリ」。
「マンゴーとパフェとミックス・アイスクリームを2つずつ。」
『おい、そんなに食うたら腹こわすで。』
「OK, OK, no problem。」
結局、完食。

21_1次の稽古日にタハが、
「センセイ、 problem finish ? today you happy ?」
『(本当は未だ解決してないけど)OK OK。ハラース(finished)、終わったよ。』
「そりゃ、よかった。 何か食って帰ろうぜ。」
行った先がサンドイッチ屋の「ゼゾ」。あの「牛の脳みそサンド」を出す店。
「ソゴ(ソーセージ)とシャカランス(ゴマのペースト+ハチミツ)とノッホ(脳みそ)を2つずつ。それとスプライト(いわゆる、スプライトです)も。」
『おい、そんなに仰山・・・。』
結局、完食。12時すぎによく食うことよ。写真では何か「問題」を抱えているようには見えませんが。

タハ・・・優しい奴よ。お前さんには特別な思いがあるで。
【注:「特別な」です。「特殊な」ではありません、念のため。】
タハ君と知り合えたことをエジプトの神様と日本の神様に感謝しています。
『南無合気大神・・・』
「え?何だって?」
『何でもないから、前向いて運転せぇ。』

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2007年5月12日 (土曜日)

コミュニケーション

私の師匠は「ヘビーな関西弁」を喋ります。「四人」が「よったり」になったりする。日本の道場にも時々、アメリカなどから稽古に来ますが指導は「ヘビーな関西弁」。

双方が「相手を理解する、こちらの思いを伝える。」気持ちを強く持っていれば意思疎通は可能だということでしょう。しかし、いったん「通訳」が介在すると「言葉」に気持ちが向いてしまって「理解力」がとたんに激減してしまいます。

私がタハ君と二人でいるときには、(話題が限定されていることもあって)相手の話の内容は結構わかりますが、間に「通訳」が入るとタハ君の「声」は単なる「音」になってしまう。

先日のミニ演武会への協力のお礼にタハ君とマルグシ君を夕食に誘ったのですが、そのときもマルちゃんを挟んでの会話になりました。タハ⇔私のダイレクトな回路は働かなくなった。

それにつけても、エジプト人のよく喋ることよ。
演武会場への行き帰りも車中で二人で喋りっぱなし。『お前ら、息吸うてるか?喉が渇けへんか?』というぐらいでしたが、今日はマルちゃんがいちいち訳してくれましたからセリフの量は2倍。
映画にして、日本語の字幕をつけたら文字だらけで顔が見えないでしょうね。

『話はエェかげんにして料理も食えよ。冷めるで。』
「センセイ、これが【箸】かい?どうやって使うんだ?」
『こうやって、・・・挟んで食う。お、上手いやないの!』
「センセイ、今日のレッスンはこうだったよな?」
『箸で杖の稽古をするんじゃない!』
 

【写真】
左:中華レストランにて。タハ君は辛いのが苦手なのだった。
中:デザートは「ロズラバン(米のプディング)+アイスクリーム。路上に停めた車まで「配達」してくれる。周辺路上は車でいっぱい。
右:腹ごなしにナイル河畔を夕涼みがてらドライブ。夜中の12時頃です。昼間は35,6℃あったようですが陽が落ちると涼しい。Cimg7893Cimg7895Cimg7913

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2007年5月11日 (金曜日)

ポート・サイド その3~VIPの昼食

アスカラニ・パパ、「じゃ、昼食に行きましょうか。」
署長のお出かけに署員は作業の手を止めて「気をつけ、敬礼」。玄関のガード(小銃を持っている)は「捧げ銃(つつ)」の姿勢で見送り。
・・・それに対して署長は軽く会釈で答える。私は手を振りつつ、『ドーモ、ドーモ』

てっきり、町のレストランにでも行くものと思っていましたが、案内されたのは高級幹部用のクラブハウスのVIPルームでした。妙に緊張しますな。
ポートサイドはシーフードが美味しい。ただし酒は出ない。


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「センセイ、息子はどんな生徒ですか?その~・・・。」
『合気道です。sir。・・・彼は飲み込みもよいし、初心者への指導も上手い。私もあちこち案内してもらったり助けてもらっていますが、彼は他人を指導するのに長けていると思います。』
 (これ、おベンチャラ無しの感想です。)
「そうですか。今日はお会いできてよかった。これからも息子への指導をよろしくお願いしますよ。その~・・・。」
『合気道です。sir。』

帰り際、親子は抱き合って別れを惜しんでいました。
【ゼネラル】が【お父さん】の顔になっていました。

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2007年5月10日 (木曜日)

ポート・サイド その2~市内見物

アスカラニ・パパを訪問した日。
「センセイ、昼食にご招待しますよ。少し時間があるから、それまで町の中を見物してくるといい。運転手に案内させますから。」

E_4というわけで、署長付きのドライバー、イケメンのファイサル君の運転するパトロールカーで市内見物となりました。渋滞はサイレンで道を開ける。


Q_2A_16 ポートサイドはスエズ運河の北の端、「地中海への出入り口」の町です。
運河の入り口には、フランス人レセップスの像がありましたが、現在は土台が残っているだけ。
海運、通商の要衝の町で、19世紀の古い建物も見られます。
「でも、30年前はこの町は廃墟だったんだ。中東戦争(第2次:スエズ動乱)のおかげで。その後、スエズ運河はエジプトの国有となった。フランス人の像も撤去されたんだ。この運河を実際に掘削したのはエジプト人だ。大型の建設機械のない時代に多くのエジプト人が犠牲になった。フランス人の像なんかいらない。」

D_8B_13C_12街並みは趣もあって空気もカイロに比べてはるかにきれい。運河の対岸の町、ポール・フワードへはフェリー(無料)が頻発しています。「道路の延長」という位置づけなのでしょうね。フェリーの運転室に入れてもらいました。こっちは警官が付いているので「何でもあり」。ポール・フワードの船着場のすぐそばに美しいモスクがあります。床のカーペットの模様は聖地「メッカ」の方向を表しています。

スーク(市場)を歩いていると小指の爪ほどの大きさの貝を売っていました。塩味がきいていて、ちょいとしたおやつによろしい。両手に一杯の分量で1ポンド(20円相当)。金を払おうとすると、「代金は要らないよ。welcome to Egypt !

写真は「靴磨き屋」 「ウサギ(もちろん食用)屋」 「アイスクリームとジュース屋」
「スーク(商店街)」:こんなに狭いから小型の消防車が必要なんだ。
「貝屋」:ざるで洗っている。
JIF_3K_1H_1

見物後、署に戻ったら【ゼネラル・アスカラニ】に訊かれました。
「どうでした?美しい、いい街でしょう?」
『はい。こちらに引っ越したいぐらいですよ。sir。』
「そうしなさい。こっちであなたの、その~・・・。」
『合気道です。sir。』
「そう、アイキドーを教えればいい。」
・・・そういういわけにもいきませんけどね。ポートサイドは美しい町です。

      

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2007年5月 9日 (水曜日)

ポート・サイド その1~ゼネラル・アスカラニ

私が何かにつけて世話になり、このブログにもたびたび名前が登場する、アスカラニ君。彼の父上は警察官であり、現在は消防署長さんです。エジプトの警察機構は消防と共に内務省の組織なのだそうで、消防隊員は警察学校を卒業しているそうです。人事面でも共通で管理される。(この辺り、情報が曖昧というか、エエかげん。)

息子から「アイキドーのセンセイ」の話を聞いていたアスカラニ・パパが「是非、センセイにお会いしたい。しかし、忙しくてなかなかカイロまで帰れない。」
父上はポート・サイドという町(カイロから約200km)の消防署の署長さんで単身赴任中。

「だから、俺達が遊びに行くよって言ったんだよ。」
というわけで、ポート・サイドまで日帰り旅行となりました。

『親父さんはかなり階級が高いんだったな?』
「ゼネラルだよ。それより上は無い。」
『さ、さいでやすか。』

実際、居住まいに威厳のある人でした。
警察時代も色んな修羅場を経験していて、消防に移ってからも防災関係の著書をいくつか物しているという「ツワモノ」。
『 sir 』付きで話したのは初めてでした。

私達が話している間にもひっきりなしに書類にサインを求めてきたり、面会者があったり・・・。
その度にみんな、敬礼していきます。
「こいつはわしの息子なんだ。そしてこちらはオノセンセイ。日本の・・・何だったっけな?」
『合気道です。sir。』
「そう、アイキドーのマスターなんだ。・・・センセイ、署内を案内しましょう。」

ガレージに行くと全員作業を止めて「気を付け」です。
「紹介するよ。うちの息子とオノセンセイだ。日本の・・・何だったっけな?」
『合気道です。sir。』
「そう、アイキドーのマスターなんだ。・・・センセイ、これは私が考案した小型の消防車だ。狭い路地でも入っていって活動できる。車両もポンプも日本製だよ。」

この人、観光地などの検問で名前を出すと「あぁ、あの人の知り合いの方ですか。どうぞ、通ってください。」というぐらいのエライさんですが、素顔は家族思いの優しいパパでした。その話はまた明日以降。A_15  B_12 A_14

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2007年5月 8日 (火曜日)

ミニ演武会

知り合いのお子さんが通っている、アメリカンスクールの「スプリング・フェスティバル」で合気道の披露をしてきました。相棒はマルグシ君とタハ君。

カイロ中心部から車で約30分。「そこ」はアメリカでした。大使館並みに警備が厳しくて、数十mおきに警官が立っておる。我々は前もってIDのコピーなどの提出を求められていました。荷物も検査されたりして。

その学校(小、中、高校)には在留の各国の子弟が通学していて、当日は各国の出身者が模擬店を開いていました。我々は「日本人」のブースに行って、荷物を預かってもらい、売り物の「巻き寿司」をご馳走になりました。

「ショー」の出し物はネパールの民族ダンス、マレーシアの太鼓の演奏や上エジプト地方の歌など。最後に「日本の」合気道の演武。

武器技、二人掛けなど披露し、観客にも体験してもらったりで楽しいひとときでした。それにしても暑かった。前日は42℃あったようですが、この日もかなり暑かった。私にとっても、相棒達にも良い経験でした。
C_10D_7B_11

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ミニ演武会@アメリカンスクール

5月5日、カイロにある、アメリカンスクールのイベントに招待されました。
相棒はマルグシ君とタハ君。
マルちゃんの名解説のおかげもあって、会場は大いに盛り上がりました。
プログラムは他に、各国の歌やダンスなど。
その様子も観ていただけます。(再生終了後にビデオ情報をクリックして下さい。)

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2007年5月 7日 (月曜日)

As you wish センセイ

道場の後輩が遊びに来たとき、稽古場所の選択に迷ったのですが、移動などのことを考えて家から一番近い「シューティング・クラブ」にしました。その日は「マァーディ・クラブ」の巡回日でしたが、責任者のモタァズ君に事情を話して日程の入れ替えをしました。

モタァズ君は28歳。推定体重110kgの「気は優しくて力持ち」の巨漢です。
「Whay not Maadi ? センセイ?(怒!)」と不満そうでしたが、やがて折れてくれました。「As you wish センセイ」 間近で見ると洋服ダンスと喋っているみたい(汗)。声もドスがきいておる。・・・STAR WARS のダース・ベイダーを彷彿とさせます。 
「As you wish my master.(ス~ハ~ = 呼吸の音)  But why not Maadi ? (ス~ハ~)」

『お前だけに必殺技を教えてやるから勘弁しろヨ。』
「・・・わかったよ。」
今以上に強くなることを想像・・・したくない生徒のひとりです。頼むから「ダーク・サイド」には入るなよ!

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2007年5月 6日 (日曜日)

大顔旅行社:オプショナル・ツァー

日本の道場の後輩で「大物」二人がエジプトに来ました。
日程を聞くとかなり自由行動の時間があるということなので 【ビッグフェイス・ツァーズ】、3ヶ月ぶりの営業となりました。

『夕方以降の自由行動日は一日しかないけど、「稽古」と「ベリー・ダンス」とどっちにする?』
二人揃って、「 「稽古にいきたいです。」 」  ・・・マニアな奴らじゃ。私なら「ダンス」をとりますがね。

Photo_21Photo_22クラブの連中は大喜びでした。
稽古の後は記念写真、[ 大盛りのコシャリ ] には二人とも途中でギブ・アップの様子でしたが。

Photo_24Photo_23

翌日はちょっと足を延ばして「ギザ以外のピラミッド」見物。
背後で怪しげな集団が奇妙なダンスを踊っていたり : 「センセイ、ピラミッドではよくあんな連中を見かけるよ。なんかの【カルトグループ】だよ。」
【戦車の搬送】に出くわしてドキッとしたり : 「センセイ、写真は見つからないように撮れよ。」 

今回も合気道クラブの「オフィシャル・ツァー・ガイド」=アスカラニ君のお世話になりました。
楽しんでもらえた・・・かな?

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