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2007年10月21日 (日曜日)

ロゼッタ

『ガワッドさん、ロゼッタ(ラシード)へはバスで行けるんやね?』
「一人で?悪いこと言わないから止めときなさい。エジプト人でも他所からそんな田舎に行くと迷子になるぜ。うちのアハメドがそこの近くの出身だから彼に頼んで連れて行ってもらえばいい。」
ん~、やはり私では「バックパッカー」を気取るには無理があるか。ま、ここは一つお言葉に甘えて・・・。

300pxrosetta_stoneロゼッタというのは「白子さん、黒子さん」でおなじみの洗顔パスタ、1934年発売のロングセラー(それはロゼットやろ!)・・・のことではなくて、古代エジプトの象形文字(ヒエログリフ)を解明するきっかけとなった 『ロゼッタ・ストーン』が発見された場所として誰もが一度は聞いたことのある名前だと思います。

カイロの考古学博物館には「ロゼッタ・ストーン」のレプリカが展示されています。実物はイギリスの大英博物館にあるそうな。ロゼッタ(アラビア語ではラシード)の町はアレキサンドリアから東へ60数km。ナイル川の河口の町です。農業と漁業の町で、「パーム・ツリー(ナツメヤシ)」の葉を使ったバスケット(野菜などの運搬に使う)を作っている家も多く見かけました。が、それは次の記事で。

海岸近くにはカーイトゥベイ(15世紀のスルタン=支配者)の建てた要塞がありまして、そこの地下から「ロゼッタ・ストーン」を発見したのがエジプトに侵攻して来たナポレオンの部下(1799年)。それを解読したのがフランス人のシャンポリオン(1822年)・・・。
何千年の歴史の舞台を実際に歩いている、というのは愉快ですね。自分が歴史ドラマの登場人物になったような錯覚さえします。

【写真】 左:ロゼッタはナイルが地中海へ注ぐところにある町。 中:この地下1mのところでロゼッタ石が発見された。指さしているのは今回案内をしてくれたアハメッド君。 右:ナツメヤシの木。この大きな葉っぱの芯の部分を加工して「カゴ」を作る。実は熟すと甘くて滋養タップリ。

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