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2008年2月17日 (日曜日)

Art of Killing

E007601「永遠なる武道」という、日本では1979年に公開されたドキュメンタリーがあります。武道、格闘技マニアには半ば伝説的な映画です(だと私は思っているのですが)。
日本の武道を紹介するにはもってこいの映画なので、こちらの人たちにも観てもらえるようにビデオを置いていくことにしました。・・・が、いかんせん手元にあるのは日本語のナレーション。

【英語版】のものは無いかと、You Tube あたりを探しましたが、細かいカットはいくつかあっても「全編」の入手は難しそうです。
『自分で字幕を貼り付けたらええやんか。』と、思いついたはいいけれど方法が分らない。あっちこっちの webサイトを探した結果、なんとか目途がついたのでナレーションの翻訳作業にかかったのが数週間前です。

『(字幕の貼り付け自体は)出来そうやわ。』と妻に言うと
「へ~。アラビア語で?」
あんた、無茶言うたらアカンで。そんなことしたら百年かけてもでけへんがな。英語で精一杯です。もしくは大阪弁。

ビデオを再生してナレーションを拾って、四苦八苦しつつ・・・出来たのが6ページ分の原稿。しかし、もとの日本語からして難しい。「葉隠れに曰く、武士道とは死ぬことと見つけたり・・・云々。」それを私が訳したのでよけいにややこしい。

武道の素人には分りづらいだろうということで、アレキサンドリアのガワッドさんに英文原稿の添削を頼みました。(合気道2段、テコンドー3段、柔術その他…という武道マニア)。彼、カナダで、学生時代にこれを観たことがあるらしい。
「その映画、なんとな~く記憶にあるよ」
戻ってきた原稿が訂正だらけの真っ赤っか。内容以前に文法の間違いが多い。いや、お恥ずかしい。

「センセイ、昔、映画館で観たときも思ったんだけど、どうも難しい言い回しが並んでて詩を読んでるみたいだな。」
『元の形を直訳するとこうなる。・・・お、このページは赤ペンが入ってないけど、上手く訳せてますかね?』
「いや、そこから先はセンセイが何を書きたいのかさっぱり分らなかったんだ。」
『あぁ、さよか。』

実はこの映画、ラストにかなり刺激の強いカット(あたかも生身の人間を切っているようにダミーの首を切り飛ばすシーン)があります。
「センセイ、一般の人も観られるようにするのなら、ここはカットした方がいい。私が昔見た時にはこのシーンは無かったはずだ。オリジナルをそのまま見せればいいというものじゃない。politically correct な形にしなくちゃ。」

色々と勉強になった「字幕大作戦」でした。

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