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2008年10月28日 (火曜日)

稽古もしました

エジプトで合気道を稽古している彼らは、日本に対して強い憧れを持っています。【メッカ】とは元々イスラム教の聖地のことですが、日本はさしずめ、【合気道のメッカ】というところでしょうか。

少しでも機会があるなら稽古をして帰りたい、という彼らの希望に沿うべく、7泊8日の大阪滞在中に4日間、5回の稽古に参加しました。

私の師匠の技を受けたときには皆ニコニコととろける様な笑顔で喜んでいました。【永年の憧れの人】にやっと会えたっていう感じ。

稽古の帰りに・・・、
「センセイ、あれが合気道だよな。センセイはあんな技をエジプトでは教えてくれなかったゼ。」
『当たり前じゃ!師匠と俺と一緒になるかいな!』

ともあれ、彼らの【日本巡礼】の旅の収穫は大きかったようです。和歌山では道主にも稽古をつけてもらったらしいし。大阪の後は東京で数日過ごしたとか。そちらでは私の道場の後輩達がアテンドしてくれたはずです。お疲れ様でした。
ということで、『ビッグフェイスツァーズ:特別企画編』、おしまい。

Cimg6208写真は、稽古の後に行った食堂の壁に掛かっていた、槍と刀と鎖鎌。「センセイ、日本の家にはどこでもこんな武器を備えているのか?」 そんなことない、と言ってもなかなか信じてもらえなかった。

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買い物ツァー

「稽古着と木剣が欲しい。」
『合気道の剣・杖といえば関西では京都のT山堂か。』

朝一に店に入る。5人が口々に「あーでもない、こーでもない」と道着や袴を物色する。2時間近く経って、「名前の刺繍は夕方仕上がります。携帯に連絡しますから取りに来てください。」ということで一段落・・・にはならずに、
「今日は金曜日。お昼の礼拝をしなくっちゃ。」
はいはい、それも調べてあります。イスラムセンター。
アジア各国からの留学生を中心に、エジプト人も含めて100人近くが集まってお祈りをする場所があります。

それが終わると、T山堂の聖護院支店に武器を見に行く。
『合気道の木剣を見せてください。』
「合気道用はほとんど残っていません。この間から、合気道をやっている外人さんが多く見えてまして・・・。」
『そうなんですか。和歌山の大会の後で、みんなこちらに立ち寄っているようですね。』
それでも、何本か残っていた剣と杖と、【模擬刀】まで買いよる!
『マルちゃん、金持ちやなぁ。』
「クレジット・カードだよ、センセイ。お袋のカードだけど。」

この店でも1時間以上。店の人たちとなんだかんだと喋りながらすごしました。店員のお姉さんはスイス人。空手の元チャンピオンだとか。

と、そこへ、アニメに出てくるスーパーマンみたいな体型の外人がゾロゾロ・・・。「カトリシントーリューの木刀ヲ見せてクダサイ。」
聞くと、オランダで【香取神道流】を教えている先生とその弟子達なんですと。杉野嘉男氏のDVDを売っているのを見て喜んでいた。
「私ノ先生ハ、望月稔先生デス。私、内弟子ヤッテマシタ。コレハ私ノ弟子達デス。」・・・恐るべし、格闘技王国オランダ。

本店に戻って名前入れの終わった稽古着を受け取り、買い物ツァー終了。結局、観光のための時間はとれずじまい。翌日、出直すことになりました。

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The Ninja

伊賀忍者博物館横の特設ステージで開催。一人200円。 約15分のショーの後、手裏剣の体験も出来る。 お兄さん達も親切で、英語でもショーの説明をしてくれたり、一緒に記念写真に納まってくれたり。 楽しいひと時でした。

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ザ・ニンジャ

「センセイ、俺の観た映画では、イガ・ニンジャは黒装束で正義の味方、コーガはグレーで悪者だったゼ。」

Cimg6147 伊賀忍者屋敷は大阪から電車で2時間弱。屋敷自体のからくりも見ものですが、博物館が併設されていて色々な忍具も展示されています。でも彼らにとっては、外でやっていたニンジャ・アクションショーのほうが面白かったみたいです。

隣の上野城を見物に行くと、保育園の遠足のグループが写真を撮っているところでした。
「可愛いな。センセイ、あの子達と一緒に撮りたい。」
『ん~、ダメもとで訊いて来るわ。』・・・昨日、海遊館で同じことを言って、あっさり断わられたのでした。恐る恐る先生に聞いてみる。
『あの~ぅ。この人たちはエジプトからの観光客なんですけど、子供達と一緒に写真を撮らせてもらえませんでしょうか?』
「え?あぁ、結構ですよ。・・・は~い、みんな並んで~。エジプトのお兄ちゃんたちと写真撮るよ~。みんな、ピラミッド知ってるかな~?」

Cimg6165  ・・・あっさりと言うか、なんと友好的な。先生のほうが積極的に興味を持ってくれたりして。
記念写真の後、日本語の達者なヒシャムさんが子供達にアラビア語を教えている。Cimg6169_2
 「アラビア語で、1はワヘド。2はニーン。3は タラータ。わかった?」 『は~い。』
「1は?」『わーへど。』、「2は?」『に~ん。』、「OK。じゃ3は?」『さぁ~ン!』・・・それは「ナベアツ」やろ。関西人のDNAというやつか。

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観光案内

「センセイ、大阪城と、水族館(海遊館)、それとスカイビルに行きたいな。」 「京都にも、奈良も行ってみたい。」
「袴と、稽古着を買いたい。」 「電器屋でデジカメを見たい。」 「刀が欲しい。」 「遊園地に行きたい。」 「腹が減った。」
・・・『で、出来る限り努力します。』

とりあえず、大阪観光の目玉は【海遊館】。これと、梅田のスカイビルは大抵のガイドブックに載っているみたい。じゃぁ行きましょう、ということで海遊館に行きました。Cimg6124 Cimg6134 ジンベイザメの大水槽には感動したようで、元々写真好きの彼らは写真を撮りまくり。 【写真左】古代エジプト展のポスターと現代のエジプト人。 【同右】観光地によくある、「名前の刻印できる」メダル。1個500円。特に外人客にはウケるのだとか。

遅い目の昼食を終えて次の目的地へ急ぐべく、エスカレーターに乗る・・・『あ゛! やばい!こんなところに【忍者グッズショップ】がある。気づかれると騒ぎになるで・・・。』と振り返ると、すでに騒ぎは始まっていた。

模擬刀を見たり、手裏剣を触ったり・・・。
「刀の扱い、慣れてるみたいですね?どちらの方?」と、店の人。
『エジプトからの観光客で、全員合気道の有段者です。』
それにしてもきりが無い。小さな店でかれこれ1時間以上。
『ええ加減にしとけよ。明日、ニンジャ博物館に連れて行ってやるから。』で、やっと店を出たのでした。

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ブタはタブー

イスラム教が豚肉をタブーとしているのはよく知られています。私も、今回のツァーでは食事に関してはそれさえ気をつけていればよいと思っていたのですが・・・。

イスラムには「教義にのっとって処理された動物の肉を食すべし」という教えもあります。これは私の認識不足でした。昼食に入った定食屋で食べられるメニューが無い。シーフードならOKということで、結局、全員が「ホッケ定食」。

Cimg6096 夕食は、大阪の粉モン文化を味わってもらおうと「お好み焼き」。ブタ玉・・・なんてトンでもない。
エビ、イカ玉などメニューは限られたものの味は好評Cimg6102_2でした。

ツァー中に入った食堂はどこの店でも、外人客ということで「肉抜きメニュー」の相談には結構愛想良く応じてくれました。ま、あちらも商売ですから・・・ということもあるでしょうけれど、彼らは実においしそうに食べるし箸も器用に使いこなすしでお店の人にウケが良かったみたいです。

「どちらから?エジプト?私、エジプト人を初めて見ました。」という人も多かったから、それもウケた理由のひとつです。

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ツァー初日

ホテル選びは苦労しました。5人が7泊する。その日程が確定したのも一週間前。費用は安いに越したことは無いとはいえ、あまり「すごい所」に泊めるわけにもいかない。ネットで片っ端から検索してみると、ウィークリーマンションの7泊プランというお誂え向きのものがありました。

谷町4丁目は大阪城にも歩いて行けるほどの距離。コンビニも近いし部屋もきれい。その上、フロントの人が英語で対応してくれる。これは意外な感じ(低料金のビジネスホテル、というイメージだったので)でしたが助かりました。なるほど、宿泊客を見ていると、出入りする人の8割以上は外人です。

「センセイ、アイキドーの本が欲しいんだけど、本屋に連れて行ってくれないか?」というリクエストに応えて堂島のJ書店に。
一人が選ぶと他のヤツも同じ本を欲しがる。
「ペラペラ(これが最後の1冊です、とかナントカ・・・)」店員さんが流暢な英語で応対してくれた。

Photo_14 洋書売り場なんだから当然、かも知れませんけれど、ホテルでの対応に続いて、『お、大阪もなかなかやるやんけ。』と思いました。
【写真は本文とは関係ないですよ】

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大顔旅行社復活

去る10月5日~13日、『第10回国際合気道連盟大会』という催しが和歌山県の田辺市で開催されました。それに参加するため、私がエジプトで一緒に稽古していた仲間達5人が来日する、という連絡がありました。(私は参加していません)
「で、センセイ。大会の後、大阪見物をしたいんだけど、案内してくれないか?」・・・というわけで、ビッグフェイス・ツァーズが1週間の限定で復活、ということになりました。

【再会】の当日・・・
『白浜方面から来るんやから [特急スーパーくろしお] やな。』と勝手に思い込んでいたのが間違いのモト。特急の到着する、新大阪駅にはそれらしい団体が見えぬ。『困ったな・・・』と、構内を見渡すと、剣・杖らしき「長い荷物」を持った外国人のグループがいた。

『えくすきゅーづ、みぃ。Are you 合気道の人 from 田辺 ですか? Egypt人のグループを見かけませんでしたか?』
「Oh, yes わしらは田辺から来たけどエジプトのやつらはこの電車には乗って来なかったゼ。」
『あぁ、さよか。』・・・どうも節約の為に快速を乗り継いで来てるらしい。と、考えていると携帯に着信アリ。天王寺駅で合流することにしました。

なにしろ、こちらからは発信が出来ず向こうからの電話を待つしかない状態の上、当日のその時間にはJR神戸線と京都線で事故が重なってダイヤが乱れている、とかで私も少々パニクッていたのです。

ま、とりあえず天王寺駅で半年ぶりの再会を果たしました。

『移動にはメトロ・・・、いや地下鉄を使う。これはプリペイドカードやから、滞在中、失くさないように。大阪を離れるときに残額分は僕が買い取る。』
Photo_2「OK、センセイ。で、どこで降りるんだ?ここか?」
『違う、ここは【タニマチキューチョーメ】だ。』
「ここか?」
『No、ここは【ロクチョーメ】俺達が降りるのは【ヨンチョーメ】T-23 or C-18の駅やから覚えておきなさい。』

というわけで初日は波乱含みで始まりました。

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