2008年1月16日 (水曜日)

引止め工作…?

最近、よく「バンメシ」に誘われます。

決まって、「センセイ、こっちに残る気はないのか?」、「滞在を延長できないのか?」という話になります。
ま、しようがないか、と。でも、
2年間の滞在期間は最初から分っていたことですからね。こっちもそのつもりで進めてきたわけやし、今更ゴチャゴチャ言うても仕方ない。
とはいえ、最近ちょっとだけ「切羽詰まってきた」感じもしますが。8月末の小学生みたいな気分。


あまりクドイやつには『うちの、日本の電話番号を教えてやるから嫁さんに直談判しなさい。』と、言ってやります。

・・・という話を家内にしたら、
「アラビア語で話しかけられたら、とりあえず《アイワ、ショクラン》て返事するんやったね?」
あんた、それやったら《OK、サンキューベリィマッチ》やがな。

帰国を惜しんでくれるのはまことにありがたいことです。(みんな、どこまで本気か知らんけど)
ただ、私としてはエジプト料理を食えなくなるのがつらい。

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2008年1月 7日 (月曜日)

Made in China

T氏は、トルコに長期滞在しています。彼の、体験談から。

ある日、警察署から電話があったそうです。
「時間があったら来てくれないか。日本人の旅行者にトラブルがあった。通訳を頼みたい。」
彼が出向いてみると件の旅行者たち、どうも【偽造旅券を持った密入国者】らしい。

「一目見て、《こいつら日本人じゃない!》と思って、試しに日本語で話しかけたら全然通じない。・・・案の定、【偽造パスポート】でした。一言話してみればすぐ分るんでしょうけど、トルコ人には本物の日本人かどうか、見た目では区別が出来ない。しかもそのパスポート、僕のと比べても違いが分らないほど良くできていたんです。」

・・・なんか、ドキドキする話です。「出国で引っ掛かった」そうです。ということは「入国できた」ということですから。他国の入出国スタンプまで押してあったとか。
犯人達によると、「初めて使ったのがトルコ」だそうですから、他国のスタンプも【偽造】。手が込んでますな。

「でもね、ひとつだけ【偽造】を見破る手掛りがあったんですよ。最後のページに小さく Made in China って印刷してあったんです。・・・・って、ウケました?」
・・・・ウケました。

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2008年1月 4日 (金曜日)

smack girls

[smack ] :1.…に、チュッと音を立ててキスすること。2.(平手、げんこつなどで)…をピシャリと打つこと。 以上、ジーニアス英和辞典より。

エピソード1:その人は知的な顔立ちの、普段は大人しい女性です。友人達とタハリール(カイロ市の中心街:人出も交通量も非常に多い)を歩いていると、エジプト人の若者が追い越しざまに体を触っていきました。やおら、その人は追跡、通りの真ん中で犯人を捕まえて殴りつけ、警察に突き出したそうです。

エピソード2:その人は言葉に訛りが若干残る、またそれが愛らしい保育士さんです。友人とメトロ(地下鉄)に乗っていると、後ろからエジプト人の若者が体を触ってきました。その人、振り向きざま、そいつにボディーブローを食らわせたそうです。

エピソード3:その人はスリムな体つき、4ヶ国語を操る才女。ある日、通りを歩いていると、エジプト人の若者が卑猥な言葉でからんできました。普段はまことに温厚な彼女、そやつを追跡して強烈なキック一閃!「ビリー・・・」で鍛えたパワー炸裂。

この国で活動する協力隊員には日常、様々な苦難が付きまといます。女性の場合、特にセクハラ被害が多い。『異教徒をなめとるんかい!』と思うことがしばしばあります。

350pxwomen_boxing_2 『みんな、よく我慢してるよなぁ。』と思っておりました。しかし、半年、1年、2年・・・。毎日のように積み重なった結果、怒りが爆発することもあるわけです。人間ですもんね。

「剣を抜かないことが剣士の最高の境地である」
「『護身術』は使わずにすむ状態に身を置くのが第一」
・・・ごもっとも。でも、皆が皆『悟りを開ける』わけじゃない。
「Gun は最後まで抜くな。一旦抜いたら的は外すな」・・・昔読んだ、小説の一節です。

「もっとやったれ!」と、けしかけてるんじゃないですよ。他国に比べて飛び道具や刃物の危険は少ないとはいえ、思わぬ反撃を食らうこともあります。「行動に移す」時には、気をつけてくださいね、皆さん。

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2008年1月 2日 (水曜日)

Sailing the Nile

この記事の前にある、動画は「Sailing the Nile」というイベントの一環でした。詳しくはコチラ → 「jica.mht」をダウンロード 
海外協力隊エジプトのメンバーはみんな真摯にこの国の人たちと向かい合い、活動に取り組んでいます。・・・若干、「オチャラけたセンセイ」もいるらしいですが。

それはおいといて、前回の記事にあった演武の後では握手を求められたり、「写真を一緒に撮ってくれ」と言われたり相変わらず「キャラクターショーのお兄さん(オジサン?)」でした。
私にすれば一般の人が興味を持って、喜んでくれればそれで良いのです。楽しい一日でした。

と、いうわけでナイル川をバックに記念撮影。
        

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2007年11月11日 (日曜日)

ミニ演武会@イスマイリア

スエズ運河に面した町、「イスマイリア」で活動している、通称「ワルダ(アラビア語で花の意味)」女史が彼女の活動先(=知的障害児の施設)で「日本紹介イベント」を開催する、ということで私も「ミニ演武会」の形で参加してきました。

カイロからバスで2時間あまり、「ワルダ」嬢と「アーヤ」嬢がイベント用の浴衣姿で世間の注目を浴びながらバスターミナルまで出迎えてくれました。( キャ~、素敵! )
「小野さん!私達、浮いちゃってるから早く行きましょ!」

今回の助っ人は大学生のワリード君。合気道を始めて3年余りの3級ですが今回は演武のために黒帯を締めてもらいました。
私の得意技=「マル投げ」で、合気道の紹介から技の説明まで彼に任せて・・・子供たちにも親御さんたちにも先生方にも大好評!!・・・だったかな?

おヒマな方、動画もアップしています。

【写真:左から】
①盗撮・・・もとい、施設の玄関です ②子供たちとお母さんによるコント 
③ワリード君と施設長、このオバサンが可愛い! ④記念品を頂戴しました。これで私も金メダリスト?  A CBE

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2007年9月 8日 (土曜日)

ここはどこ?

たまに、エジプト人に道を訊かれることがあります。何を考えとんのじゃろか?

今日も、駅の近くのバス乗り場 (といっても決まった場所があるわけではなくて自然発生的に(何となく)人が集まっているあたり、ということですが) で、
「nanyara,kanyara,perapera…タンタ?(アラビア語)」と、大きなカバンを持ったお兄さんが話しかけてきた。
『Sorry, I can't speak Arabic. せやけど、タンタ行きはこのへんやで。』と、私。
「サンキュー」

一年半も住んでりゃ、少しは地理に明るくなる、ということでしょうかね。しかし、英語と大阪弁で通じたのにはチョイと驚きでした。

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2007年9月 4日 (火曜日)

歯車が噛みあわぬ

どうも最近、イライラします。考えていることとやることがうまく噛み合っておりませぬ。
その上、カメラは壊れるわ、連盟に要請しているレターはなかなか来ないわ、挙句のはてに、楽しみにとっておいたビスケットまでがアリに食われてパーになってしまうなんて・・・。

一番の悩みの種は、3ヶ月ほどかけてきた仕事が仕上げの段階で、この2週間ほど足踏み状態であることです。
そんなときに救われた一言。

「大丈夫だよ、センセイ。必ず解決の道はあるものさ。」
アスカラニ君、大人だねぇ。

「大丈夫ですよ、小野さん。よくわかんないけど、明日には笑ってますって。・・・来週かな?再来週かも。」
M嶋ちゃん、(能天気なようにも聞こえるけど)クヨクヨ思い悩んでも仕方ないってか。

「小野さん、いちいち細かいことに腹を立ててたら、二年間ももたないぜ。」
以前、ニューギニア滞在時代に先輩から言われたことを思い出す。

気を取り直して頑張るべ。・・・それにしてもビスケットが・・・。食い物の恨みだけはなかなか忘れられぬ、てか。

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2007年7月20日 (金曜日)

大顔旅行社・サービス満点? その2

「エジプト人のサービス精神の高さ」については、しばしば感心します。「良い人」が多い。

込み合っているバスの車内では、後ろの方に座っている人のバス代を順番にリレーします。おつりを計算しながら、一番最後の人は精算の役割もします。
大きな荷物を持った人が立っていたら、他の客の乗降の邪魔にならないように、座っている人がその荷物を膝の上に乗せてやったりします。
お年寄りや女性には当たり前のように席をゆずる・・・。

私が『日本からお客さんが来る』というと「いつだ?カイロを案内してやるよ。みんなでメシを食いに行こう。空港に迎えに行かなくていいのか?車を出すゼ。・・・」タハ君には何度も何度も何度も世話になっていますが、他の生徒たちも同様です。

「親切の押し売り」ではなくて当たり前のように「相手が喜ぶと自分も嬉しい」人が私の周りには多いです。
「踏んだり蹴ったり・・・いや、至れり尽くせりのお世話」と言ってもらった時、
『俺、エジプシャンに似て「世話好き」になってきたのかなぁ』なんて考えてしまいました。・・・自分で言うと値打ちが無いのは承知していますよ。もちろん。でも、『この一年余りでこちらの友人たちからかなり影響を受けているなぁ』、と思ったことでした。

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大顔旅行社・サービス満点? その1

2年間の任期を終えた海外協力隊員は、帰国時に帰路変更を認められています。(近々、この制度も見直されるようですが)
アフリカ、中近東の近隣国で活動を終えた元・隊員達には 『エジプト観光』 をして帰る人も多い。先日、ひょんなきっかけで二人の元・隊員の荷物を預かることになりました。

アフリカのジンバブエとマラウィで活動していた彼らとは面識がありませんでしたが、エジプトで活動していた彼らの同期からの依頼で、「カイロを離れている一週間、スーツケースを預かってほしい。」ということでした。

身軽に行動するにはスーツケースは邪魔だし、『浮世の義理』もあって引き受けたのですが実際に会って話をしてみると二人とも好青年。
「アフリカ話」も面白かった。
彼らのいた環境と比べたら「カイロは大都会っすよ。」だとか。・・・たしかに。
停電は無い、都市ガスが通じている、インターネットが速い、車が多い、女の人は美人が多い(太ってるけど)・・・。

最初は 『荷物だけ預かって、後は放っておく』 つもりでしたが、成り行きから(日中は特に用事も無いし)、列車の切符を買うのに付き合ったり、『ギザのピラミッド』 見物に一緒に行ったりしました。・・・
一週間後、そのうちの一人がカイロに戻ってきました。今度は博物館を案内して食事をして、空港に送って行って・・・。

「小野さん、どうもお世話になりました。何から何まで、色々【踏んだり蹴ったり】で有り難うございました!」
『・・・・。』
「す、すみません!【至れり尽くせり】でお世話になりました!!日本でまたお会いしましょう。」
『・・・会いたくない。』

Photo_34藤君、冗談やで。元気でな。
写真: 「お礼に」もらったジンバブエ・ドル。
『えっ、10万㌦も?』
「日本円で100円ぐらいです。」
『・・・』
「しかも、通用は今月一杯。」

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2007年7月18日 (水曜日)

在外投票

Photo_33昨日、参議院選挙の「在外投票」のために在エジプト日本大使館に行ってきました。

在外選挙人登録は昨年済ませているので、登録証とパスポートを提示して投票用紙をもらい、投票します。
記入用のブース(仕切りのある台)は3つ。それぞれに候補者名のリストがファイルの形で用意されています。記入し終わったら、
二重の封筒に入れて立会人のサインをもらって完了。
在外公館での投票締め切り後(エジプトは21日)、まとめて日本に送って各自治体の選挙管理委員会に郵送して・・・。手間がかかっています。一票をおろそかには出来ないな、と思いました。

大使館に行く事などめったに無いのでしばらく見物(出来る場所だけ)しました。館内に図書館があるのを今回初めて知ったので覗いてみました。
エジプト人が一人、日本語の勉強のための資料を探していました。
私はどうしても「スポーツ関係」の棚に目がいってしまいます。武道関連ではやはり柔道と空手が多いですね。あとは相撲とか。合気道は2冊しかありません。任期満了したら何冊か置いて帰ろうかな。

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